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園便り

子育てで大事なことpart3

2011年08月10日

お子さんをすくすく育てる3本柱をご紹介します。
①健康(身体の健康、心の健康)
②知育
③社会性と道徳性のしつけ
これらどれ一つ欠けても、お子さんが立派に育つことにはなりません。また、と同時に親御さんにそのビジョン(理想、夢)がなくてはそのようになりません。例えば、自分を大切にすると同時に、他の人を大切にできる思いやりのある人間になる、とかです。
子育て3本柱の内、ついつい見落としがちなのが”心の健康”ではないでしょうか?このことを九州大学心療内科の精神科医杉田峰康先生著「こんな子供に誰がした(潮文社)」から引用すると「食欲、睡眠、遊び、好奇心、驚き、捉われのない自由な発想など、ありのままの自然随順な営みが、それを妨げるようなことをしない健康な母親によって、人生の早期に十分満たされるとき、子どもは将来、わが子や他人に自然な思いやりのある心をもった人に成長する」とあります。言い換えれば、人生のごく初期、とくに0~3歳までの心身の発育のあり方が、人の一生の心身の健康を左右している事実をまず再認識する必要がありそうです。そういう過程を経たお子さんはきっと心身とも健康で、存分にもてる資質を最大限に伸ばしかつ思いやりのあるお子さんに成長できるといえます。ただ、小さいお子さんの心の内を察知するのは至難の業ですが、(成長著しい)小さい時だからこそ、それに応える温もりあふれた触れ合いが求められているといえるのかもしれません。


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