園便り

噛むことの大切さpart2

2011年08月19日

前回、「噛む習慣」の大切さの概略をお伝えしました。今回はもう少し踏み込んでご紹介します。ファーストフードのような軟らかい食べ物で噛まない習慣がつくと顎の筋肉や骨が発達せず顎が退化します。確かに、昔と人と比べると最近のブームでもありますが、小顔が現代の主流となりつつあるようですから。一見、スマートに見える小顔ですが、噛まない習慣から顎の未発達に繋がり、狭いところに歯がはえようとするあまりに歯並びの悪い乱杭歯となりがち。歯並びが悪いと歯の噛み合わせも当然問題が出てきて、余計に噛まない習慣に拍車をかけます。それによって、小顔とは別の傾向、顔の歪み(左右の目の大きさや位置が違う等)が出てきているようです。「噛む」ことは当然、食べ物を細かくすりつぶす効果があるのですが、と同時にある物の働きを促進するので良いといわれています。噛むことにより口内に唾液が多く分泌され、唾液の消化酵素が食物の澱粉を消化し胃の消化酵素を刺激して消化をスムーズにする効果があります。他にも、唾液の溶解作用で味覚が増したり、ph緩衝作用で細菌の繁殖を抑え、保護作用で虫歯を防ぐ効果もあります。幼児の関係で言えば、円滑作用で発音や会話がスムーズになる効果もありますので発語時期にあたるお子さんにとっても大事なことですね。余談ですが、小さい頃、転んで膝小僧を擦り剥いたりすると唾をつけるといい、と教えられ実際、つけていた記憶があります。そんな消毒効果があることも見逃せません。この機会に食べるものも含めて、少し”食育”について考えみるのもいいかもしれませんね。


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