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園便り

次は僕の出番だよぉ~

2013年04月06日

春を代表する花といえば”梅”や”桜”がすぐに思い浮かぶます。ただ、桜は一気に咲きパッと散ることから観賞期間は非常に短い。で、次はといえば目にも目映い彩りで辺りを明るくしてくれるツツジの出番ではないでしょうか?ということで、園の前の植え込みに目をやるとツツジの蕾がふくらみはじめており、ちゃんと次の出番の準備をしており、その開花が楽しみなばかりです。ところで話題は変わりますが、まだ言葉がしっかりしていない子同士の目配せや喃語のやり取りで会話というか、コミュニケーションが成立している(のように)見えるのは何故でしょうか?実体験から想像するに、入園後落ち着いてくるとお子さんは保護者代わりの見守り者の視線を時折、確認してきます。そういうやり取りを繰り返しながら、(オムツ替え、食事など)身の回りのお世話をしていくと次第にこちらを信頼し、心を許してくれる関係になっていきます。当然、以前のような警戒感はなくなり温和な目と愛くるしい仕草で行動も落ち着いてきます。そうするとその子、その子の表情や仕草から空腹時、眠たい時または助け舟を求める時のシグナルが感覚的に理解できるようになってくるように感じています。換言すれば”(言葉を司る)左脳”ではない”(感性を司る)右脳”によるコミュニケーションが成立しているのではないかと思うのです。丁度、家族間や恋人同士での”以心伝心的なもの”といったらいいでしょうか。言葉が発達途上の乳幼児期だからこそ右脳コミュニケーションをフル活用しているのではないかと…はてさて真偽は如何にといったところです。


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