園便り

バリアアリー?

2013年09月07日

このところ秋雨前線の影響で週末には天候が崩れていますね。残暑厳しき中、一雨ごとにより秋めいてくれることは何よりですし、猛暑の影響で野菜や果物の不出来が心配される折でもあり、これがいい恵みの雨となってくれることを願うばかりです。さて表題の聞きなれない言葉は水曜日の日経新聞で紹介されていたものです。掻い摘んでご説明すると、山口にある介護施設。通常、”上げ膳下げ膳”の手厚い介護が主流。しかし、長年の作業療法士としての介護経験とからそれだと生活力が回復するどころか奪う結果を招くことが多かったので、施設の廊下の手すりをなくし段差も多くする、バリアフリーならぬアリー(有り)の施設へと衣替え。そうすると、利用者が”自ら動き、選ぶことで回復できる”仕組みづくりに辿りつくことができたとか。「通う内に要介護が軽くなる人が多い」施設として全国的に注目され、同仕組みを取り入れようとする動きが活発化してきているそうです。これを読んで、(脳の発達等)成長著しい乳幼児にも保育環境としては心地よい部分はもちろんですが、多少負荷のかかる環境も並行的に提供できるのがベターではないかと感じました。と言いますのも、老人施設の例でもご理解頂けるように、使わなくなった脳細胞は死滅すると言われているので尚更のこと重要ではないかと思います。もちろん、親の漢字の言葉に込めらた”傍で温かく見守り”ながらお友だち、一人ひとりの可能性を引き出し、伸ばしてあげることが必要なのは言うまでもありません。ご覧の写真は新幹線のデザインを施したビニールトンネルで遊んでいる様子です。こどもたちが喜々として時間を忘れたかのように無心に遊んでいる様子を見て、シンプルな遊具が一番という気を強くしました。


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