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園便り

メダカの学校は~

2014年05月24日

風薫る五月も残すところ一週間余りとなりました。GWもあって今月は特に月日の経つのが早く感じます。すがすがしい風と新緑に囲まれ、こどもたちは外遊びを満喫中ですが、(梅雨入りの沖縄から)梅雨前線の北上もそろそろ間近で、そうなると室内遊びで過ごさなければならない期間が暫しやってきそうです。それと同時に今までのすがすがしさから一変、暑さとジメジメと湿度の高い不快指数が増す時季となりますから日中は熱中症対策からこまめな水分補給を心掛け、食事においては食中毒も気になるところなので気をつけていかなければなりません。さて、ご覧の写真は園の入り口近くにあるメダカの入ったプランター水槽内の様子です。それだけではなく、メダカより一回り大きい川魚の鮒系統の魚もいるので園の窓を開けて時々、餌付けをしています。併せて、少々川魚の生態観察もしている、といったところです。一見すると可愛らしいメダカですが(鮎なんかの川魚特有の縄張り意識が働くようで)水面下では仲良く遊泳しているように見えて、実は熾烈な縄張り争いが繰り広げられているように見受けられます。ボス的なメダカがある水域を自分のものと決め込むとグルグルと遊泳します。そこに別のメダカが入り込もうとすると即座に体当たりして侵入を阻止するのです。これは見ていて、園で日常茶飯時のように繰り広げられている光景を思い起こしてしまいました。そう、1~2才の小さい子なんかの身の回りのおもちゃは独占したがる傾向にも相通ずるものがあるような感じで、時々そんな光景を観察してはついつい時間が過ぎるのを忘れてしまう今日この頃となっています。


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