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園便り

🔥防災訓練🏠

2018年05月24日 ふるいちからの園便り

最近、地表の下の活発な活動から岩盤のずれが生じ、地震があちらこちらで発生しています。東日本大震災や熊本地震などの大震災は未だその傷跡が癒えず、被災地の方々に不便で不憫な日々を強いています。また、そこまではいかないまでも、日本列島各地で震度5クラスの地震が今や日常茶飯事化しており、明日は”我が身”という表現は決して大袈裟なこととは言えない状況です。さらに、近い将来に東日本大震災クラスの大災害が起きるとの予報も出ていたり、火山列島・日本ですから、火山による被災や火災にも十二分に気をつけていく必要性があり、日頃の防火や防災管理面を整えておくことは肝要なことと言えます。


乳児や幼児をお預かりする保育園の施設の特殊性から特に、防火と防災面の管理は重要と言えます。ですから毎月、火災や災害等の非常時に備え、避難訓練を実施し、防火・防災への基礎知識を学ぶと共に、災害時の避難手順等の初動動作が出来るようにし、こどもたちを安心安全に避難させることを学ぶ機会としています。年度替わりで新たな保育スタッフも加わったことから、安佐南区緑井消防署から消防隊員の方にお越しいただき、地震発生後に火災発生🔥という想定で避難訓練方法の指導をしていただくことにしました。
 
当日は、こどもたちの好きな絵本の読み聞かせ中に、「地震よぉ~」と注意喚起の声かけに呼応し、スタッフがこどもたちを柱の傍に移動させ「体を丸くして~‼」とまずは地震発生直後の避難体制を確保。普段とは違う声やトーンにこどもたちもただ事ではないと感じたのでしょう💦小さい子は思わず泣き出し、元気一杯の大きい子も😢動揺が隠せない様子になっていました。その後、「揺れがおさまったから、にげるよ~‼」の掛け声の下、スタッフがこどもたちを避難誘導していきました。周囲の異常な雰囲気を察してか、歩き始めたばかりの子が👣みんなと同様に急ぎ足で避難していく姿には感心させられました。
 
その後は、消防隊員の方がこどもたちのために準備していただいた”ちびまる子ちゃんの火災“📀のDVDを鑑賞することになりました。その画像で火災発生のシーンになると「あっ、火事になったよ 早く早く消して~\(◎o◎)/!」とこどもたちから早速、防火意識が根付いたかのような声が上がっていました。これをいい機会とし、火災の怖さの再確認、避難方法の知識や実践方法の確認、自らの身は自らが守るための初動動作が定着していけるように毎月、実のある避難訓練を積み重ねていきたいと思います。その後、隊員の方には、サービスで赤い消防関係車に乗せていただけることとなり、大満足のひとときとなりました。この場をお借りしまして、消防署の方にはお忙しい中、園にご足労いただき親切丁寧な防火・防災訓練の指導を頂きまして、お礼申し上げます。誠にありがとうございました。


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