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園便り

☆🍅🍆夏野菜deクッキング🍳✨☆

2018年08月31日 いつかいち(本園)からの園便り

この夏、太平洋高気圧が丁度、7月初旬から日本列島に居座った関係から、湿気たっぷりの熱気がギュっ~と凝縮され、行き場をなくした波のように幾層にも重なり合って地上に舞い降り、日中はもちろんですが、朝夕も気温が収まることなく熱帯夜で寝苦しい思いをされたのではないでしょうか?そんな暑さもようやく峠を越え、朝夕の涼しさなどから秋への移ろいを感じられるようになってきました。ただ、日中の残暑は相変わらずのようですのでくれぐれもご自愛ください。
 
さて、今月の園便りの給食記事でご紹介しましたが、厳しい暑さの夏場は何かと食欲減退で「食」も細りがち…そんな中でも、スルスルゥ~と喉越しもよく、滋味豊富な夏野菜がメインの山形県のだしや宮崎県の冷や汁などの郷土料理が紹介されます。そこで、今回はそれを模した感じの”山形だし風、夏野菜deサラダ”づくりに年中・年長児が挑戦しました。ただ、郷土料理そのものだとこども向けには多少、難があるのでサラダという形にアレンジしました。
 
ただ、こどもたちにはまだ今日の料理内容については「な・い・しょ」にしていたので、手洗い後に消毒液を両手でゴシゴシしながらも、「今日、何つくるかねぇ~?」と思案顔の面々…頭の中で「カレー」、「野菜炒め」はたまた「素麺」と色々な案を想像してみるものの、未だ回答が得れないのでモジモジ状態が続いていました。その種明かしとばかりに、今日の食材が目の前に出され、予想とは反していたようで「あれ~?カレーだと思ったのに、オクラとトマトがあるよ…?」とさらに回答探しで想像を膨らませる面々でした。最終的に、調理スタッフの口から「今日は、サラダを作ります💨」と明かされると、意外と感じたのか「えっ、そうなん?」の反応。一方で「やったぁ~、サラダねっ~🍅」と次第に嬉しそうな表情をし、安堵の表情が広がっていきました👂✨


まず、年長児がトマトとオクラを、次に 年中児がきゅうりとナスを、という具合に分担して切り分けていきました🔪野菜を切る時のお約束は、①包丁をしっかり持ち、②手を切らないように、野菜に添える手は、猫の手にする、でした。みんなはその教えを忠実に守り、調理スタッフが手を添えながら慎重に切り分けていきました。✨一仕事が終わると、「ふぅ~💨」と肩の力が抜け、何かをやり遂げた、といった清々しい表情になっていたのが印象的でした。その後は、調味料づくりがスタート。砂糖、醤油やお酢、それぞれをボールに移し、混ぜ混ぜして特製ドレッシングを作り、切り分けた夏野菜に和えていき、赤や緑や紫といったカラフルな夏野菜サラダの完成となります。普段、他のおかずだと苦手にしている野菜でも、こうして間近で目にし、手に取り、料理にすることでより身近なものとなり、普段だと見向きもしないものでも向き合って食べれそうな気がしてくる、という言葉をこどもたちから聴くとクッキングの必要性を改めて再認識させられます。

 
そして、待ちに待った昼食では、みんなで作った夏野菜サラダを「おいし~い👀✨」と、いつにもましてパクパクと食べ進み、気づけばお皿の上は綺麗さっぱりに片づけられていましたよぉ~~”たかがクッキング、されどクッキング!”このような機会をもつことで、こどもたちの「食」に対する興味・関心がまし、実食に繋がる場となるのであれば今後も継続的に取り組む必要性を感じた次第です。さて、次回は?乞う、ご期待下さい!!


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