園便り

”おじいちゃん”&”おばあちゃん”、いつもありがとう(*’▽’)

2018年09月20日 ふるいちからの園便り

秋は夕暮れ、と言われるように夕日が山際を赤々と染めていき、そこに烏が家路を急ぐように飛び交っていく様はなかなか風情を感じます。また、「秋の日はつるべ落とし」と形容されるように日が暮れていくのが早いのは、人生と重ね合わせるとはかなくもあり、わびしくも感じます。実際、小さい時分は 夏とは好対照の光景にそう感じていたように記憶しています。ただ、秋の夜長を満喫できるのでいいですよね!?ところで、今月17日は「敬老の日」。昨年来のご縁から今年も世代間交流が続いている施設へ今年もお伺いすることになりましたので、今回はその一部始終をお伝えします。
 
まずは、この日に向け、”おじいちゃん&おばあちゃん、これ、喜んでくれるかねぇ?”とか思案しながらプレゼントづくりに取り組みました。ミッキーマウスの顔を張り付けしたり、お絵描きをしたりしてかわいい出来具合となった、(全員用の)手作りうちわを前に「これ、おばあちゃんに、あげるんじゃあ~」とその時を想定するかのように、笑顔で話すお友だち。今回はそれだけに止まらず、(冒頭の写真にありますような)一人ひとりの手形を木に生い茂る葉っぱに見立てて飾り、その周りを楽しそうに遊ぶこどもたち(の写真)をあしらった、大作の壁画を作り上げました!!これで準備万端、いざ出陣とばかりにタクシーに分乗し、老人施設で開催される敬老会(20日)に招かれる形でお伺いしました。
 
施設を訪れると、まずおじいちゃん&おばあちゃんをはじめ、施設の方々の粋なはからいで”アンパンマン”の歌で出迎えていただきました。これには、こどもたちも「アンパンマンだぁ~(^^♪」と大喜びで、本来ならガチガチの緊張感に包まれるはずだったお友だちの心を和ませてくれ、のっけから打ち解け易い雰囲気で入っていくことができました。そんな雰囲気作りが奏功したようで、こどもたちは物怖じするどころか、おじいちゃん&おばあちゃんや職員の皆様の前ながらも、園の紹介の後の自己紹介の場面では礼儀正しくお辞儀も忘れずに「よろしくおねがいします」と挨拶できていたのには驚かされました。その後は、自ら進んでおじいちゃん&おばあちゃんの間に入り、握手をしたりと積極的にスキンシップを図る様子も目の当たりにし、ますますの成長を感じた次第です。

 

いよいよこどもたちの演目となりました。まずは、以上児による”ハンドベル演奏”からスタート。荘厳で次から次へと繰り出される音色にうっとりとし、思わず「上手じゃねぇ~」とお褒めの言葉を頂戴しました。その時、2歳児は、おじいちゃんやおばあちゃんと手をつなぎ、一緒にリズムをとって聴き入っていました。そして、自分たちの出番を告げる”きりん組もおもちゃのチャチャチャの演奏をします。出ていらっしゃい。”との呼びかけに「おじいちゃんにちょっと行ってくるね」と暫しの別れを告げる言葉に「頑張ってね!」とエールを送るおじいちゃんの姿は大変印象的なシーンでした。おもちゃのチャチャチャの歌に合わせて手をたたいてもらったり、手遊びをしたりして大盛況の中、各月齢児の演目も無事終了することができました。

 
そして、楽しい時間は瞬く間に過ぎ、いよいよ別れの時が迫ってきました。別れを惜しむかのように、お友だちが「またくるよ~」とおじいちゃん&おばあちゃんにお礼方々伝えると、「また、来てね~」と再会を祈願する言葉が返ってきました。そして、一人ひとりが一緒に過ごしてくれたおじいちゃんやおばあちゃんと握手を交わし、最後は素敵なプレゼントを手渡してくれました。こどもたちにとって、かけがえのない貴重な体験の場となり、一人ひとりの笑顔をそれを物語っていました。それはお迎えの際、「おかえり~😊」といつも以上に元気でハキハキとした声で保護者の方々に応対する姿に現れていましたし、それは保護者の方も察したようで「楽しかったんじゃね~」とこどもの気持ちを受け止めていらっしゃいました。それからは、「うん、今日ね~、おじいちゃん&おばあちゃんのところに行ってね~、一緒に遊んだんよ~」と話し始めると、「そう~なん、良かったね~」と保護者の方との間で楽しそうな会話がつきることなく展開されていくようでした。この場をお借りしまして、施設のおじいちゃんとおばあちゃん、また関係者の方々にはこのような貴重な体験の場を提供いただき、御礼申し上げます。誠にありがとうございました!!


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