園便り

うんとこしょ~♪どっこいしょ~🎶

2018年11月05日 いつかいち(分園)からの園便り

いよいよ紅葉の季節真っ盛り。春、淡い桃色の可憐な花として目を楽しませてくれる桜。それもまもなくヒラヒラと散り、葉桜へと姿を変え普段の風景の一部に溶け込んでいました。その自慢の葉も赤や黄色に色づき、他の木々同様に当たりを色とりどりのグラデーションで街並みを彩ってくれたのも束の間、季節の進行と共に落葉し、あたり一面を覆う葉っぱの絨毯と化しています。そんな自然の織りなす光景の中、こどもたちは”葉っぱシャワー”で大いに盛り上がっている今日この頃です。
 

今回は、本稿では何度か登場する近隣の老人施設のご厚意でお芋掘りの様子をお伝えしたいと思います。こどもたちもこの日を心待ちにしていて総勢18名(2歳:14名、1歳:4名)でお伺いさせていただきました。”勝手知ったる他人の家”ではありませんが、こどもたちにも馴染み深い施設とあって「おはようございます!」を挨拶し、スタスタと中へ足を踏み入れ、お芋の眠る畑のある奥の中庭へ案内されました。ただ、お芋掘り・お初の子もいて、砂場遊び感覚でお芋掘りというよりは”砂(土)遊び”が始まろうとしていました。そこで、施設の方からようやく「(葉っぱが繋がっている)蔓の先に芋がついているんだよぉ~」の説明に続き、「うんとこしょ~」と蔓を引っぱってお芋の収穫を実演してくれました。そこで、合点のいったこどもたちは「芋じゃあ~~」とやる気スイッチが一気に入ることになりました。
  
その後は、(実際はお芋掘りでなく、”大きな蕪”を掘り起こす際の)掛け声・”うんとこしょ♫どっこいしょ🎶”があちらこちらで賑やかに沸き起こり、みるみる内に見事な出来のお芋がポコポコと土の中から顔を出してきました。みんなは思わず「見てぇ~」や「やったぁ~、大きいっ~ねぇ~」と大喜び!!中にはいつの間にか、おじいちゃんやおばあちゃんたちと一緒にお芋掘りをしている”ちゃっかり者”さんまでいたりして、楽しいひとときとなりました。
 
お芋掘りの一仕事後、こどもたちに待ち受けていたのが室内の何処からともなく漂う、食欲を誘う匂い。そうです、施設の方のご厚意で”ふかし芋”をご準備して頂いていました。みんなは「おいしいね❤」とおじいちゃんやおばあちゃんと一緒に秋の味覚のお芋を堪能することなりました。最後のダメ押しとして、こどもたちの大好きな”お・か・し”まで頂くことになり、これにはこどもたちもニンマリで大満足!!きちんとお礼を言って、またの再会を願って足どりも軽く帰路につきました。
 
園では早速、自分たちの掘り当てたお芋の品評会が始まり、「見てぇ~~、大きいじゃろっ!!」とお互いに見せ合いっこをして、盛り上がっていました。今回は、お芋掘りに、お芋試食そしてお菓子のプレゼントと盛り沢山でした。そこで、ご厚意のお返しとして頂いた”お芋deスィートポテト”
づくりをしようということになりましたので引き続き、その後日談をご紹介します。①0~1歳児が、ふかした芋をビニール袋に入れ、モミモミ、ギュッギュッと心を込めてつぶしていきました。丁度、こどもたちには感触遊びにもなったようで”ブニュ”とした感触が心地良かったようで終始、ニコニコで取り組んでいました。
 
②2歳は、そのなめらかになった芋をコロコロと丸める工程を担当しました。時折、(固め不足から)ポロ、ポロッと崩れるハプニングにも動じることなく、また一からコロコロして頑張っていました。そんな共同作業で仕上げたスウィートポテトは午睡明けの時間には、焼き立てホカホカに仕上がっていました。その魅力的な匂いは、みんなの目をパッと目覚めさせ、排泄や手洗いをさっさと向かわせる魔法をみんなにかけてしまったかのような錯覚に陥るくらいでした。そんなスウィートポテトを前にし、待ちきれない様子で「いただきま~す❤」と、頬張りきれないくらいの量を口の中に放り込み、あっという間の完食となっていました。
 
そして、園の選抜が代表として、施設へスウィートポテトを片手にお礼に参じてきました。これには施設の方も喜び、歓待していただきました。このように、こどもたちが(土という)自然に触れ、(大地の恵みを)収穫する、という、なかなか出来ない貴重な体験機会を提供していただきまして、施設のおじいちゃんやおばあちゃんならびに関係者の皆様には、この場をお借りし 厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました☆彡


2017年以前の園便り