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園便り

お正月のサーキットは?の巻

2019年01月07日 いつかいち(分園)からの園便り

暖冬気味でスタートした今冬でしたが、Xmasや年末には冬本来の寒さとなりましたね。そんな中でしたが、天候には恵まれた穏やかな年明けとなりました。この年末年始、家族団欒でごゆっくりとされたことと存じます。それは、登園してくるとびっきりの笑顔とみんなの口々から発せられる「じぃじがねぇ~」だとか、「ばぁばと(どこかへ)いった~」といったことからもうかがえました。そんな満喫感が漂う様子は、見ているこちらも心地よくさせてくれました。
 
園では、お正月遊びからスタートしましたので、その様子をお伝えします。まずはカルタですが、ただのカルタではなく「なぞなぞ」付のカルタ。それを誘導してくれるのが、ご覧のような”獅子舞くん”。一昔前のお正月には身近にあった獅子舞の風景ですが、今は残念ながらお目にかかることは稀となりました。ですから、突然の未確認物体の登場に戸惑うばかりのみんな…ただ、面白可笑しく振舞い、しかもおしゃべりする”獅子舞くん”の様子に愛着を覚えたのか、獅子舞くんの「これは何かな?」の問いかけに、こどもたちは素直に「おもち~っ」と応じるなど、次第に”獅子舞くんワールド”に引き込まれていきました。みんなは、こうして”なぞなぞカルタ遊び”を暫し、楽しんでいました。その後は、異年齢でグループに分かれ、装いも新たにした”(お正月バージョンの)サーキット遊び”に興じました。
 
手始めに、カルタの絵合わせで頭の体操をしました。その後は、大きい子が準備運動がてらに小さい子を段ボールカーに乗せ、”よいしょ~♪、よいしょ~♪”と力強く引っぱり、いよいよサーキット本番の中庭へ移動しました。そこには、(以前もこどもたちに好評だった)天井から吊るした風船がありました。今回は、(紙バットに替わり)お正月ということで準備した羽子板で挑戦です。みんなは手に取り風船めがけて、「エイッ~」と一振り、二振りと力強く振っていました。でも、結果は決して芳しいものとは言えませんでしたが、次第にヒートアップし、結果も伴ってきて大盛り上がりとなっていきました。
 
みんなが一生懸命に取り組む中、園で一番のお兄ちゃん&お姉ちゃんの2歳児は、羽子板が周りの子に当たらないように気をつけたりする気遣いが感じられたり、上手くいかない子には「こうするんよぉ~」と優しく教える姿が自然と出てくるのが垣間見られたり、とこれも異年齢保育の中で育まれてきた成果だと実感しました。あと、けん玉にも挑戦。悪戦苦闘の場面もありましたが、要領を得るとスムーズなけん玉使いが展開していました。
 
今年度も早いもので残すところ3ヶ月。各月齢毎はもちろんのこと、このような異年齢での関わりを通じ、みんなが和気藹々と遊びを楽しみ、色んなことにチャレンジする中で、新たな発見につながるひとときとなるようスタッフ一同、よく見守っていきますのでよろしくお願いします!!


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