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園便り

🎼リトミック&書道教室🎵

2019年04月18日 ふるいちからの園便り

今年は、珍しく4月半ばにも拘らずお花見が楽しめました。桜花も春風でヒラヒラと散りはじめ、路上を桃色に染めていく今日この頃。時の流れと共に、不安定だったこどもたちも園に慣れたことから 天気のいい日には公園遊びやお散歩に出掛けたりとしっかり身体を動かし、こどもたちの生活リズムを整えていければと思っています。今回は、リトミック&書道教室(年中・年長児対象)の様子をご紹介します。
 

≪乳児の部≫
まずは、”カスタネットdeお返事”遊びの拍子打ちでスタート。今回、先生とは初対面の子もおり、その反応が心配されましたが…そこは、こどもたちの興味を引き付けるコツを知り尽くした先生の腕の見せ処でしょうか、難なく教室はスムーズに入っていくことができていました。こどもたちは、鈴を持ったゾウさんの登場に大喜びで歌を唄ったり、握手をしたりと笑顔で対応していました。それは、いつの間にか穏やかな先生の魔法にかけられた(?)印象すら受けてしまいます。また、電子ピアノの曲に合わせ、手を横に広げ左右にユラユラ~揺れたり、どんぐりになりきって床でゴロゴロ転がったり、と身体もしっかりと動かし、音感遊びを満喫していました★極めつけは、スカーフ遊び。1才児は頭に思い思いの色のスカーフを被り、「いない、いないばあっ!」とノリノリの絶好調で最高の笑顔が広がっていました。2歳児は、掌の中にスカーフをクシャクシャと丸め、パッ~と掌を広げ、いろんな色や形のお花づくりに夢中で楽しんでいる姿が印象的でした!!
 
≪幼児の部≫
幼児は、すこしだけランクアップ。まずは、皆でそろって「よろしくお願いします!」から始まり…手打ちで単語を表現する”拍子打ち遊び”からスタート!!例えば、「ヒコーキ」と言いながら、手打ちで「タッターンタン」と音で表現していくというもの。最初の内は当然のことがら苦戦したり、中には上手に出来たりする子もいたり…ただ、こどものあくなき探求心は何度か挑戦するモチベーションとなり、ついには「出来たぁ~~」と歓喜の声が沸き起こることになります。その他にも、電子ピアノのリズムに合わせ「歩く」や「止まる」を表現したり、はたまた少し高度な「坂道を上る」や「穴に落ちた!」の表現にも積極的に挑戦し、楽しんでいました!!
 
また、幼児の”スカーフ遊び”では、こどもたちは電子ピアノのリズムに合わせ片手のスカーフを左右にユラユラ揺らしたり、スカーフを上下に振ったりして終始ノリノリでした。最後は、みんなで手を繋ぎ大きな輪を作り、お互いに顔を見合わせながら「ありがとうございましたっ!」と感謝を込めた挨拶を交わし、教室を終えていました。さすが、4・5歳児と実感できる場となりました!!
 
≪書道教室≫
年中および年長児を対象とした書道教室は、「読み」&「書き」の場として実施しています。普段は元気いっぱいに賑やかな面々ですが、この時ばかりは精神統一ではありませんが、「動」から「静」に切り替えて臨んでいます。ですから、室内はシーンと静まりかえって、いつもとは別世界のよう。こどもたちは、先生の見本を見ながら一字、一字を心を込めて書き綴っていきます。そして、先生の前へノートを持っていき、指導を仰ぎます。
 
先生は一人ひとりの字を丁寧に見て、頑張っている状況に💮の評価をしていきます。ですから、こどもたちも先生の前では緊張を隠せない様子で並び、その結果は「やったぁ~、はなまるじゃ!」だったり、「えっ~、なんでまるなん⁈」と一喜一憂している次第です。そして、先生から「ここをはみ出さんように書けたらは💮になるんじゃけどねぇ~」などと、こどもたちにわかりやすく指導していただいているので、次第に腕を上げていくこと間違いなし、といったところ!?
 
ですから、指導を受けたこどもたちは席に戻り、「わかった!」と早速、素直に書き改める姿がそこにはあります。でも、ついつい力み過ぎてしまい、「あーっ、はみ出しちゃったぁ~」と消しゴムで消し、何度も得心の行くまで書き直しています。このようなこどもの”挑戦する”→”再度挑戦する”→”最後まであきらめず頑張る”という意識や行動はとても大事ですし、これから定着できるようによく見守っていきたいと思います。そして、このような行動様式でいろんなことにひるまず積極果敢に取り組むことができるようになって欲しいと願っています!!


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