園便り

🍅おおきくなあれ🍅

2019年05月07日 いつかいち(分園)からの園便り

天皇退位と即位で改元迎えた、今回のGWは最大10連休の大型のものでした。長~~い連休明けに園にはまた、かわいい笑顔と笑い声が戻ってきました。今年も昨年同様、トマトジュースで有名な食品会社カゴメさんよりトマトの苗の提供をいただきましたので、2歳児を中心に苗植えをしました。これは、日々の水やり等のお世話を通じ「命への関心」を育み、果実収穫と実食ということを通じ「感謝する気持ち」を育み、「野菜好き」へと繋がるきっかけづくりを目指す”食農活動”です。今回は、その様子をお伝えします。

 
  
連休前、園前のテラスにブルーシートを広げ、プランター内の土を一旦、取り出して”土づくり”からスタート。「なんだか公園の砂とは違う感じかなぁ~?」と目の前の土を見つめるお友だち。まず、土壌づくりに欠かせない肥料を土に混ぜ合わせていくのですが、みんながわかりやすいように、「みんなも元気がない時には、お薬を飲むよね?土にも元気になるようにお薬(肥料)をあげようね!」と伝えると、「うん!」「うん!」とうなずいていました。
  
その作業中、何やらプ~ンと肥料のにおいが立ち、「ちょっとにおいを嗅いでみる?」の誘いに思わず目を輝かせ、前のめりになるお友だち。ところが、その期待に反し、肥料のにおいは「くさ~い!」と思わず声が出、口元を押さえたり、鼻をつまんだり、顔をしかめたり、そむけたりしていました。中には、全然平気な、強者もいるにはいましたが、とても少数派でした。土と肥料を万遍なく混ぜ合わせると同時に、土の中に空気を含ませていく意味合いもあるのですが、みんなが頑張って取り組んでくれたので意外に早く終えることができました。いよいよプランターに土を入れていきます。すると、何処から現れたのか、「あ~っ、ミミズ~!」と大きなミミズを発見することとなり、暫し観察タイムが新たに加わることになりました。興味深く手にのせ観察する子もいれば、後ずさりしながらも気になるようで遠目で観察を続けようとする子など、こどもの興味関心の的は尽きないようですね。4つあるプランターに土を入れるのは、こどもの手にはかなり重労働で時間がかかりましたが、やり終わると充足感たっぷりにやり切った笑顔姿は印象的でした。

  
長~~い連休明け、待ちに待ったトマトの苗植えです。まだまだ丈の短い(赤ちゃん的な)苗とはいえ、その香りは立派なトマトそのもので、みんなは「トマト!」と声を上げて、確認作業を終えていました。まずは、苗植えの前にジョウロで順番にプランターの土に水を撒き、苗植えの位置を決め、苗を植えるスペース程に土を掘り、トマトの苗を慈しむかのようにそっ~と置き、根もとに土をかぶせていきました。その姿から優しい心の芽が育っているんだなぁと嬉しく思いました。それ以降、毎日お当番さんが水やりをしています。水やり初日にはみんなで「魔法の杖」の手遊びをし、「おいしい おいしい トマトになあれ☆」と魔法をかけました。これから”夏の収穫時期”に向け、みんなでお世話を頑張っていこうと思っています。そして、夏野菜の代表格のトマトが実際に赤くなって熟れてくると、医者が青くなるくらいの健康によい栄養素をバランスよく含んだトマトを収穫し、実食していく中でみんなにきっと元気をくれること間違いなし、ではないかと思います。どうぞ元気に大きくなってねぇ~~!!


2017年以前の園便り