園便り

”うんとこしょ~~”の「??」掘り!の巻

2019年06月12日 いつかいち(分園)からの園便り

今年の入梅は11日。例年に比べ、梅雨入りが遅れ気味で天候に恵まれた日が続いています。ただ、近隣の水の張られた田んぼには若緑の稲苗が可愛いアクセントとして加わった感じとなり、カエルの合唱も耳にするようになってきました。園で”カエルのうた”を歌うと、お友だちはカエルに大変身し、あちらこちらでピョン、ピョ~~ンと飛び回る様が何とも微笑ましいひとときとなっています。
    
当園開設時よりお世話になっている近隣の老人施設から今年も昨年同様、新玉ねぎ収穫体験のお誘いを頂戴しましたので2歳児が代表してお邪魔させて頂きました。前日に伝えたこともあり、こどもたちも朝から「玉ねぎは?(いつ行くの?)」とワクワク感一杯の表情で尋ねてくる様は今日の行事への期待がにじみ出ているようでした。施設への道すがらでは、絵本の“おおきなかぶ”から想像した「先生~、うんとこしょする?」と玉ねぎ掘りを頭の中でイメージする子もいたりと会話が弾み、その分足取りも軽く歩を進めて行きました。施設に到着すると、こどもたちを待ち受けてくれていたおじいちゃん&おばあちゃんがにこやな笑顔で出迎えてくれ、はじめての内こそ緊張気味の子たちでしたが、そんな温かい雰囲気が次第にこどもたちの不安も解きほぐし、打ち解けた感じで玉ねぎ掘りがスタートしました。

   

施設敷地の玉ねぎ畑にはこれでもかと言わんばかりの勢いのある玉ねぎがたぁ~くさんあり、選り取り見取り。(ただ、普段スーパーの店頭にある玉ねぎには葉っぱの部分は切り落とされた状態なので、ある意味玉ねぎの実態を知る、いい機会になったのは間違いありません)ですから、始まりの合図と共にスポ~~ンと勢いよく引き抜く子がいる中、どれを引き抜いたらいいか戸惑う子もいたり…そんな時、おじいちゃんたちが「これ、抜いてごらん」と優しく声をかけてくれ、頑張って引き抜いていました。どの子も「採れた~☆」と満足感一杯だったのが印象的。そんな中、自分の引き抜いた玉ねぎを大切に抱きかかえ大事にしようとしたり、さらに大物ゲットを試み、あくなき挑戦を続けようとしたり、”この玉ねぎ収穫”で日常生活からは体験できないものを得た感じがそれぞれの子の表情から見て取れたのは何よりだと感じています。

   

この”新玉ねぎ掘り”に続き、併せて”新じゃがいも”がどんな風か、見せてもらえるサプライズプレゼントもありました。新玉ねぎ畑の隣には新じゃが畑があり、茎を引っ張り出すと鈴なりのじゃが芋が顔を出してきました。こどもたちは、それを不思議そうに眺めたり、触れたりしていました。そんな中、「あ~、アリさんがいる~!!」と畑にいる蟻を目ざとく見つけたみんなは、玉ねぎやじゃが芋から蟻の観察へと暫し移ってしまうなど、いろんな発見や体験が出来たひとときとなりました。
 

その後は、室内でおじいちゃん&おばあちゃんと園で唄っている童謡を披露したり、一緒に遊んだりと触れ合う場でひとときを過ごしました。こうして和やかに過ごす中、最後のあたりは最初の緊張も何処へやらですっかり打ち解けた雰囲気となっていました。そして、お別れの時間には「またくるね~」と再会を期して笑顔で施設を後にすることになりました。こどもたちは自分たちで収穫した玉ねぎ&じゃが芋と共に、楽しかった施設の楽しい思い出を胸に行きと変わらぬ軽い足取りで帰途につきました。最後に、この場をお借りしまして施設の皆さまには温かくこどもたちを受入ていただくばかりか、様々な配慮とおもてなしを賜り、誠に感謝の念に絶えません。改めて、お礼申し上げます。誠にありがとうございます。何卒、今後ともよろしくお願い申し上げます。


2017年以前の園便り