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園便り

🎷サックス鑑賞&🍓フルーチェづくり、の巻

2019年06月19日 ふるいちからの園便り

降るようで降らないのに降る時は容赦なく大量に降る、というのが最近の天気事情。何とも不気味な感じですが…今年は、このまま空梅雨のままなのか、それとも今週末あたりには梅雨入り宣言の雨模様となるのか、が気掛かりな今日この頃。いずれにしても、この季節特有な高温多湿な気候は変わらないので熱中症等、体調管理には十分、気をつけていきたいと思います。今回は、そんな天候の憂さを晴らすような音楽&料理教室の模様をお伝えしたいと思います。
 
<音楽教室>
今回、坪北先生はテナーサックス奏者を伴っての音楽教室を開催していただきました。吹奏楽のママブラスの方々の演奏でホルン、ユーフォニアムやチューバは見たことのあるこどもたちですが、今回の楽器はどうやらそれらとは違い、新種のようで興味津々の様子。恒例ですが、まずは楽器の紹介からスタート。手始めに吹かれたサックスの高音にこどもたちは思わず「(音が)大きいーっ💦」と、その迫力に圧倒されていました。その後、楽器の構造などを間近で見、触れる段になると前のめり気味状態…すると、誰かがめざとく「見てぇ~、(サックスに)みんなの顔が映ってるよ」と言うと、みんなも「ほんまじゃあ~」と自分の顔を見つけては満更でもない様子で見入っていました。楽器紹介の後は、いよいよお馴染みの楽曲”さんぽ”や”アラジン”の演奏がはじまり、暫し音楽鑑賞の場となりました。特に、”さんぽ”の演奏では、自然と隣同士で手を繋ぎ、曲に合わせ身体を揺らし、歌を口ずさんでいたのが印象的でした。
 
坪北先生が神妙な面持ちで「今日はちょっと怖いお話かも…」と断りを入れて始まった”ハメルーンの笛吹き物語”ではこどもたちも少々、身構える場面もありましたが…話が進行していく中で、絵本で”🐭ネズミ”から”こども”へと話の流れが繋がっていく部分は「?」というところもありましたが、坪北先生の「ハメルーンにはこどもたちが誰一人いなくなりました…」と小さい語り口に「え~っ💦」と驚きを隠せない様子でした。そして、話の顛末から「うそをついたらいけんのよね」との真理に行き着き、音楽だけでなく道徳のような学びがあったのは有益でした。今回もこどもたちにとって目新しい楽器の演奏を臨場感たっぷりに満喫し、大変楽しい音楽教室となっていました。坪北先生にはこどもたちにいつも新鮮な音楽的刺激を考えていただき、改めてお礼申し上げます。
 
<クッキング>
今年もハウス食品の”はじめてのクッキング”で提供されたカレールーに続き、”フルーチェ”で簡単なデザートづくりに挑戦しました。まずは、今回の主役・フルーチェソースをボールに準備し、そこへ牛乳を流し入れるのをジッ~と見守る面々。次に、調理スタッフから教わった通りに手際よくフルーチェと牛乳を混ぜ合わせていきます。すると、どうでしょう、こどもたちを引き付けて止まない芳香が湧き起り、思わずボールに顔を近づけ匂いを確認していました。そして、「あっ~、これ、イチゴ味じゃ」や「美味しそうなにおい💖」と得心のいくまで匂いを確認する、微笑ましい光景となりました。
 
≪未満児≫
未満児のみんなは、泡だて器でかき混ぜていくのですが、(フルーチェと牛乳が混ぜ合わさってくると、最初のサラサラ状態から粘度を伴ってくるので)その変化に驚きを隠せない様子でしたが、頑張っていました。
≪以上児≫
以上児ともなると、未満児の驚きなどどこ吹く風といった風情で最後まで変わらぬペースで混ぜ合わせていました✨そして、午睡明けには”フルーチェ”を楽しむ会が催されることとなり、こどもたちはスプーンでそのプルルン感覚を楽しみながら、大好きなイチゴ味のフルーチェを満喫していました。
 
来週は、これとは別に芋畑で大変お世話になっている地主の方へ心ばかりの”スノーボールづくり”をし、お届けにあがりたいと思っています。後日、その様子もお伝えしますのでお楽しみしておいて下さい。


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