園便り

~こどもたちのエトセトラ~

2019年08月22日 いつかいち(分園)からの園便り

ただでさえ暑い夏をさらにヒートアップさせてくれるのは”夏の高校野球”。その幕が下りる頃は夏休みも終盤。それまで日中、気ぜわしく泣き止まなかった蝉の声も一服した感じとなり、一気に秋を感じずにはおられない今日この頃となりました。とはいえ、まだまだ日中の残暑は尾を引くのは間違いないので引き続き、熱中症予防等は万全にしていくようにしましょう!!

 
今回は、ゲンナリとなりそうな猛暑の中でも、元気一杯にあどけない笑顔を絶やさないこどもたちが園内で繰り広げるエトセトラをご紹介します。 まずは、”身体測定”の様子です。年度初め、何事も目新しいことには慎重なこどもたちの目には、身長計や体重計は決して快いものには映っていなかったようで、計測もままなりませんでした。しかし、そんなことも”今は昔で”、最近では名前が呼ばれると進んで身長計(または、体重計)に乗り、背中をピュ~ンと伸ばし、ジッ~と静止し、保育スタッフの「おおきくなったかなぁ~?」に続く「わぁ~、すごい、大きくなっているよぉ~」の声を心待ちにしているような感じさえ受ける成長ぶりです。

 

一方、まだ立つことが出来ない0歳児の赤ちゃんの場合は、と言いますと…最初は、やはり警戒から尻込みする姿勢に終始していましたが、最近は(何をするかも理解できたことから)興味津々なまなざしで機器の回りを取り囲むように集まってきます。そして、”まずは自分から”とでも言いたげな表情で体重計に手をかけてくる当たり、なかなかなものだと感心させられます。中には、体重計にのった途端、自分で「どれどれ、何㎏かな?」と確認する仕草をする子もいたりと、その成長ぶりには改めて驚かされるばかりです。もしかしたら、他のお兄ちゃんやお姉ちゃんの計測の様子が頭の何処かにインプットされ、本人も同様な仕草をしていたのかもしれませんね?!

 
その他、2歳児には”型抜きパズル”や”マグネットパズル”が人気でブームとなっているようです。これらは指先を動かすことから脳を活性化する、というのはよく耳にすること。具体的には、PQ教育でいうところの知覚対象の形態やパターンを理解する”絵画的”及び物の位置関係を知覚する”空間的知性”のそれぞれを磨くことに効果抜群といえます。ですから、三角形、四角形や五角形などの形をしたマグネットをなが~くつないで遊んだり、色々な形を組み合わせて創造的な立体像を創り上げたりと遊び方は色々です。それは、1つ1つの形からイメージを膨らませて、思い描くパーツを選び、自分のイメージを形にする、というもの。ですから、こういう遊びは大事にしていきたいです。その時の集中力は想像以上のものがあるのは言うまでもありませんが…自分のイメージを作り上げると、(緊張の糸が吹っ切れたように)一気に「できた~☆」や「これは〇〇なんよ!」と完成品を前に満更でもない表情が広がります。「すご~い★上手だね」と褒めると増々嬉しそうな顔になり、満足そうです。このように、日頃の遊びの中からこどもたちが「(イメージを考えたり)感じ」、「(イメージを形にするために)行動し」、「(イメージ通りのものを作り上げるために)再考し」さらには「(思い通りのものを)最後まで作り上げる」というサイクルは大事なので大切にしながら、こどもたちの内面の成長をこれからも促していきたいと思います。


2017年以前の園便り