採用情報

園便り

🌴Lots of fun ,summer’s memories!!🍅🍌

2019年08月30日 ふるいちからの園便り

当初、今夏は冷夏予想で実際、曇り空の日照不足で心配されたものでした。しかし、梅雨明け後は一転、ここ最近の気象傾向の猛暑の日々が連日、顔を覗かせて大変でした。また、今月は台風ラッシュ月、しかも大型のものが襲来したことでも肝を冷やす1ヶ月でした。そんな夏も”休暇明け”の季語が端的に示しているように、過ぎ去ろうとしています。今回は、園での夏の思い出の一部をご紹介したいと思います。
 
まず、以前は園児の誕生日に合わせ個別に行われていましたが、園児が増えたこともあり、今年から毎月1回、合同の実施となりました。みんなにとって年に1度の特別な日であることに間違いなく、みんなはその日を「まだかな~」や「次(来月)じゃ!」と心待ちにしていることからも分かります。今月は、なんと5人のお友だちの誕生日会でした。まずは、出し物のペープサート・”とんでったばなな”を鑑賞し、楽しいひとときを過ごしました。劇中では、みんなで一緒に歌いその後、誰彼ともなく「とんでった🍌ばななはどこに行ったんかね?」や「あっちに行ったよ!」と演者の立ち去った方向を指差し、劇の余韻を楽しんでいました。そんなところへ、何処からともなく”ハーピバースデートゥユ~🎵”と歌声が聞こえ、その方向へ目をやると…
 
そこには、正真正銘のバナナマンが現れ、しかも手にはバースディケーキを携えていました。その突然の出現に「キャーッ」と驚きを隠せず泣き出す子もいれば、笑顔で歓迎の意思を示す子もいたりと様々でした。バナナマンは、みんなと一緒に誕生日を祝うために来てくれたようで、ケーキのロウソクに火を灯し、みんなで”ハッピーバースディ”の唄を歌って祝いました。そして、誕生日を迎えた子たちが順々に”ふぅ~”と勢いよく火を消していきました。バナナマンの特別参加もあり、誕生日会は終始、にこやかな雰囲気の中で終えることができました。
 
超大型GW前後に苗植えしたトマト収穫もいよいよ終盤近くとなり、2歳児が〆の担当をしました。みんなは、上手に収穫したトマトをまるで大事なもののように優しく抱え、そっ~と給食室まで持って行ってました✨給食スタッフに「お願いします!」と手渡し、人数分に切っていただきました。みんなは順番にお皿に盛られたトマトに鼻を近づけ、(もう何度か食べたことのあることから)「トマトの匂いがする!」と確認し、元気よく「いただきま~す」と合掌し、採り立て新鮮な瑞々しい、美味しいトマトに思わず舌鼓を打っていました。
 
今月は、坪北先生と音楽友だちによる”音楽教室”があり、チューバ奏者の方が一緒でした。今回は、お二人とも赤の衣装で目を引く姿が印象的でしたが、こどもたちにはそれ以上に大きな楽器・チューバが気になって仕方がない様子でした。本教室の恒例行事の誕生日を迎える子が代表で、特別に楽器に触らさせてもらいました。今回は、さらにちょっと目新しい楽器でウッドブロックが登場。坪北先生が「時計の音はどんな音?」と質問すると、こどもたちはすかさず「チック、タック~」と応じていました。
 
さらに、先生が「ウッドブロックで時計の音ができるんだよ」と言い、みんなは「へぇ~」と俄かには信じられないなぁ~といった反応…そこで、4歳児がみんなを代表し、ウッドブロックの音出しに挑戦したのですが、なかなかの出来だったことから急遽、先生たちと一緒に協演することになりました。リズム感よく、最後まで演奏をやり切ったからでしょうか、みんなからは拍手喝采が沸き起こり、その子は達成感たっぷりの表情に満ち溢れていました。演奏会の締めは、みんなが大好きな楽曲のパブリカで大盛り上がりの内に音楽教室はタイムアップとなりました。
 
<食育:かき氷屋さんごっこ>
真夏の風物詩といえば、身体をクールダウン効果大のスイカやかき氷などが挙がられます。そこで、今回は、”かき氷屋さんごっこ”で今夏の最後の思い出づくりをしました。こどもたちは、朝からこのことで話題が持ち切りで「今日のかき氷は🍓いちごがいいなぁ~」や「ぼくは、ソーダ!」など、想像の泉は次から次へと湧き上がってくるようでした。今回は、0~1歳児グループと2~5歳児グループの二手に分かれて行うため、2歳児はお昼前に2階へと移動し、お兄ちゃん&お姉ちゃん組へと仲間入りしました。
 
”かき氷屋”に扮するのは保育スタッフで、お客に扮するのはもちろんのこと、こどもたち。こどもたちには事前に”かき氷券”が配布されていて、それと引き換えに、かき氷をゲット、ということになります。今日は、”いちご”、”パイナップル”に”ブルーハワイ”の中からお気に入りのシロップを選択、さらには、別のお椀に果物までが用意されており、みんなは、自然とハイテンションになっていき当然のことながら、こどもたちは思い思いの果物をかき氷にトッピングし、ご満悦でした。
 
みんなは、準備万端のかき氷をスプーンですくい、お口の中へと運び、お口の中は急速冷凍状態…思わず、「つめたーい💦」や「冷たいけど、めっちゃおいしい♡」など、憧れのかき氷の味は格別だったよう…夢中にかき氷を頬張りペロリっと完食っ!「おかわり、ありますか?」のリクエストに「あるよ~っ!」と思ってもみない返答にみんなは大喜び。
 
今回は”食べること”だけでなく、”かき氷機”で実際にかき氷を作ることにも目がいったようです。これは4~5歳児が挑戦し、簡単にできると思ったものの回す力加減が難しかったようではじめは苦戦していました。しかし、だんだんと慣れてくるとサラサラ状の氷がお皿の上に山盛りになっていき、その出来に目をキラキラさせていたのが印象的でした。今回は、本来の趣旨ではなかったものが最終的には、夏ならではのクッキング教室にもなり、大変有益な機会となりました。次回は、どんなお楽しみが待っているのでしょうか?乞う、ご期待といったところです。


2017年以前の園便り

©2017 TIC inc.当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。