園便り

抜ける青空に何がある?

2019年10月08日 いつかいち(分園)からの園便り

今年も早10月となり、季節は衣替えのはずなのに・・・相変わらず季節はずれの招かざる、お呼びでない珍客・台風のせいで季節音痴にでもなりかけない今日この頃。こどもたちは経験済みの子はもちろんのこと、未経験の子も”運動会”という言葉から受けるそこはかとない魅力を感じとっているようで、その日に向け練習に励んでいる姿が何とも健気で頭の下がる思いです。ただ、いいところを見せたいばかりに練習漬けの毎日は、さすがに望むところではないので気候のいい日には気分転換に外へお出掛けするようにしています。今回はその様子をお伝えします。

   

その日は、雲一つない秋晴れでお散歩には格好の日。こんな時は、運動会練習は一休みにして「お散歩いくよ~」のかけ言葉に、こどもたちからは思わず「やった~☆」と笑顔たっぷりの歓声が沸き起こります。今は時期的に街並みは注連縄(しめなわ)に白い紙垂(しで)が飾られ、厳かな中にも秋祭りの賑やかさも醸し出される感じで、こどもたちの足取りも軽くなるというもの。お散歩スタイルは、運動会の入場行進を想定した2歳児と1歳児が手を繋ぎ、仲良くお出掛けするようになりました。同月齢同士とは違い、月齢が上の子との行動は月齢が下の子にとっては心落ち着くところがあり、穏やかな中にも和気藹々とした雰囲気に包まれている感覚に陥るのは何だか不思議です。

  

それにしても、こどもたちの純粋な興味関心の奥深さは、例えば真っ青な空の白い一点をめざとく見つけ、「あっ!飛行機~」と我先に指さしたり、色とりどりの秋の花を見つけたり、木の根元の虫を見つけたりと際限なく広がっていくのに驚かされます。1歳児もそんな様子に感化されたようで見よう見まねで指差しをしていまいたが、本当に分かっているのかいないのかは定かではありません・・・

  

(運動会から解放される)外遊び以外の保育室内での気分転換に最近、ニュー・トイ(新玩具)があります。早速、2歳児がブロックで創作活動をはじめ、バックや車、アイスクリームを作って見せると、1歳児も負けじとトライするもなかなか思うような形に仕上げることができません。でも、諦めずに何とか作りたい、との意思が伝わってくると・・・そんな時、2歳児がそっと手助けする姿があると、こどもの世界の大切さを実感します。0歳児も大きなお兄ちゃんやお姉ちゃんのとびっきりのプレゼントに思わず満面の笑顔で応え、そのプレゼントされたカップのおもちゃを大切そうに扱う仕草が見られます。中には、嬉しさの余り、ブロックとブロックで何を思ったのか「乾杯っ~」と宴会(?)がはじまってしまうくらいに仲睦まじく室内遊びを満喫してくれているようなので何よりと感じています。
 


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