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園便り

大好き、リズム遊びの巻

2019年10月23日 いつかいち(本園)からの園便り

ギンギラの太陽の下、賑やかな蝉の鳴き声と夏に象徴的で目に映える黄色のヒマワリの情景から一転、ジワジワと押し寄せる波のように日々、ヒンヤリとした気候の下で木々の色づきが始まり、やがて落葉していく様から柄にもなくセンチメンタルな物思いにふけってしまいそうなのはずがこのところの気候変動でどうにもこうにも季節感を見失ってしまいがちな今日この頃。でも、朝夕にはしっかりとヒンヤリさと爽やかな気候へと変わってきており、暫くすると深まっていく秋を感じられるようになるかもしれませんね?どうぞ体調管理にはお気をつけいただき、季節の移ろいを感じ、冬への準備を進めていくようにしましょう。
 
先日、みんなが楽しみにしているリトミック教室がありました!まずは、恒例の出席点呼代わりに各自の名前を呼び、それに応える返事と挨拶をカスタネットを使い、リズミカルにこなしていきます。みんなも手慣れたもので大変、上手になってきました。それは、みんながピアノから流れてくる音色から音程を聞き分け、(自分の名前を応えるのに)それに合わせて名前をリズム感よく応えていけるようになってきたことからも確認できます。このことから改めて、こどもの順応性や成長の伸びしろの大きさをつくづく感じさせられます。
 
今月末は、ハロウィンですね。街並みのショーウィンドウにもカボチャやコウモリといったハロウィン定番の飾り付けが目を引くようになってきました。今回は、そのハロウィンにちなみ、おばけやコウモリになりきり、身体を動かす活動からスタートです。こども達も「ハッピーハロウィンだぁ~!」や「(おばけを見て)こわ~~い!!」など思い思いリトミックの表現遊びを楽しんでいました。

 
その表現方法は、色とりどりのスカーフを使うのですが、頭に被っておばけを表現したり、マントのようにしてコウモリに変身し部屋中を走り回ったりと、なり切り大会は大盛況でした。季節柄の題材が奏功し、いつもとは違う表現遊びが展開することができ、みんなは楽しいひとときを過ごすことができました。その後は、自分が使ったスカーフをきちんと畳み、お片付けすることも忘れていません。このように遊ぶ時と片付ける時とできちんとメリハリをつけ、それぞれの活動に取り組むことが出来ているので何よりと感じています。
 

年少児は、4月に比べてピアノの音をよく聞いて動くことができるようになってきました。ついつい楽しくなって好き勝手に動きたくなってしまうものですが、音の大きさ、高さ、リズムの違いをよく聞き分け、身体を動かすことの楽しさを感じているようです!

 
年中&年長児は、はじめて聴く楽曲や活動にも戸惑うことなく積極果敢に取り組めむ姿が見られ心強く感じています。しかも、一回聴いたらその曲をすぐ覚えて口ずさんだり、年少児より少し難しいリズムでもほぼ完璧に手拍子で反応することができたりと、成長真っ只中の様子が窺えます。
 
このように音楽に親しみ、自らが感じるままに赴くままに身体でそれを表現するリトミック活動がこれからも幅広く、奥深く展開されていくことを楽しみにしています。さて、みんなにとっては「次は、何が出て来るかな?」といつも楽しみなリトミック教室となっているのが何よりですし、今後の活動が楽しみな限りです。


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