園便り

深まる秋には・・・

2019年11月27日 いつかいち(分園)からの園便り

月日の経つのは本当に早いもので、今年も早、最終月の12月も間近。そう思うと、寒い北風が吹き抜け、すっかり色づいた木々の葉が落葉し、あたり一面を覆いつくし、葉っぱの絨毯が敷き詰められてきました。季節は晩秋から初冬へと確実に移り変わろうとしている今日この頃。こどもたちはそんな季節の変化にも体調を崩すことなく元気に過ごし、外や室内で元気一杯に活動をしているのが何よりと感じています。
 
そんなある日、保育スタッフから「お散歩行くよ~!」の掛け声を下に、みんなは嬉しそうにそそくさと準備を進めていきます。自身の引き出しから靴下や帽子を取り出し、靴下の上下も確認し、器用に足先からきちんと靴下を履き、帽子も被り、準備万端の2歳児。そんなお兄ちゃん&お姉ちゃんたちの様子を間近で見て、「(自分も)やってみよう!」と健気にチャレンジ精神旺盛に取組もうとする1歳児。(まぐれなのか、実力なのか)きちんと履けた時は、もちろんドヤ顔でアピールしてくるので「やったねぇ~、すごいねぇ~」と声を掛けると満更でもなさそうな表情に。もしかしたら、さらなる上を目指そうと内心思っているのかもしれません・・・

お散歩コースはその日によって様々。たとえば、JR沿線では、在来線のレッドウィングでも興奮しますが、たまに長~い車列の貨物列車に巡り合えればラッキー、さらに”フォーン”と独特の汽笛を聞けたりなんかした折には収穫大のお散歩となります。園の近くには寺社があり、その参道に植え込まれた木々で春はほのかな桃色の桜に魅了され、秋はその木々の紅葉と落葉を楽しむことができます。
 
その参道は、拾いきれないくらいに落ち葉で覆いつくされ、両手で落ち葉を拾ったり、手に取った葉っぱの大きさや形の違いを見極めたり、指で葉っぱの感触を感じたりと、こどもたちなりにいろんな発見に繋がっているようです。また、思いもよらない仕草も・・・赤く色づいた紅葉の木に何か見せられたのか、両手を合わせる姿がそこにありました。後で、「どうしたのぉ?」と尋ねると、これまた粋な回答が返ってきました。曰く「(きれいに紅葉した)木さんにお願いごとをしたの」とこどもならではの感性で素晴らしいなぁ~と感心させらます。このように自然の移り変わりの中、自然と親しみ、その中から発見し、(感じ入るものを)心に刻み、それぞれの情景がこどもたちに浸透していくことはいいことだなぁ~と思います。
  
来月には、クリスマス会が予定されていることもあり、楽器遊びで準備活動もしています。こどもたちは、手渡された楽器をまじまじと眺め、”どんな音?”と早速、確認作業とばかりに音出しを試みます。そこで、それぞれの楽器の特色を確認するために、鈴、マラカスやタンバリンの使い方を学び、聴き比べをし、簡単な演奏会がスタートすることになりました。
 
「おもちゃのチャチャチャ」や「しあわせならてをたたこう」の楽曲に合わせて器用に演奏をしていきます。あまりにも上手に♪チャチャチャ♪の歌詞に合わせて、リズムよく楽器を奏でる姿にスタッフもビックリ‼そこで、今度はちょっぴり高度な技に挑戦することにしました。「大きなたいこ」の曲に合わせ、音を大きくしたり、小さくしたりと音の強弱の使い分けに取組みました。これも、意外な程、簡単に表現できることに驚かされました。今後も、こんな音遊びを取り入れ、こどもたちの感性磨きの一助となればと思っています。


2017年以前の園便り