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園便り

~交通安全教室&親子遠足~

2019年11月26日 いつかいち(本園)からの園便り

晩秋から初冬にかけて、木の葉を吹き散らす北よりの冷たい強風を木枯らしと呼び、冬の季節風の先陣でそろそろ冬支度を始めるサインとされています。昨冬は39年ぶりに木枯らしが吹かず、今冬も今月半ばに木枯らし1号が吹くには吹いたものの、その後は暖冬予想そのものの様相となっています。ただ、寒暖差のある冬となりそうですので引き続き、体調管理には気をつけていくようにしましょう。

まずは、佐伯警察署の警察官による交通安全・防犯教室の様子をお伝えします。当日、事前にこどもたちには警察官の来園を伝えていたものの、どこか気もそぞろ状態・・・実際に警察官とのご対面となると勇気をふりしぼるように元気に挨拶をし、不審者対応について学びました。実際に(不審者を装った)警察の方が園に侵入してきた際、保育スタッフが咄嗟に危険回避に当たり、その間にみんなは入口から離れた場所へ移動し、安全確保に努める、といった動きを学びました。また、巧妙に親戚を装って形で「○○ちゃん、迎えに来たよ、おいで」でも決められた手順で身元確認が出来るまで対応を保留するなど、具体的な例をもとに学ぶことができました。最後に防犯標語”いかのおすし”を学び、みんなでさらに防犯意識を高めることができました。

その次は、交通安全教室で交通ルールや身近な横断歩道の渡り方を学びました。まずは、警察官の方の交通ルールを一通り、説明を受けます。その後は、当日ご準備いただいた簡易信号機と横断歩道で実践練習をしました。(横断歩道を渡る際は)左右の確認し車両が停止していることを確認し、しっかりと手をあげ、横断歩道を渡る練習をしました。中でも、”信号が青なら安全”というわけではないことを再確認し、交通ルールと安全確保の意識が再確認できたのは有益でした。今後、戸外遊びに出掛ける際はもちろんですが、お家の方とお出掛けする際にも、本日学んだことを再確認しながら事故から身を守ることが実践していければいいなぁ~と思います。

今月は旧暦の”霜月”に当たり、下旬ともなると朝夕の冷え込みも一段と進み、山々の紅葉も本格化してきましたね。そんな紅葉狩りと愛らしい動物との触れ合いを楽しもうと安佐動物園に親子遠足に出掛けて来ました。前日の雨降りで一抹の不安を感じながらも、当日は朝方は肌寒さは残っていったものの、次第にポカポカ陽気の行楽日和に恵まれ、日頃のみんなの行いの良さを改めて実感した次第です。園の入り口を入り、入園者を温かく迎え入れてくれるようにそびえたつヒヒ山でまずは記念撮影し、広い園内を各自、お目当ての動物を目指して散策がはじまりました。

広~~い園内には動物図鑑などで馴染みのある象、キリンやチンパンジーをはじめ、鳥類や爬虫類など一日で廻り切れないくらいの種類。しかも、山の斜面を切り開いた形状で高低差もあり、知らず知らずの内に結構な運動が出来て、健康的な動物巡りや紅葉狩りがあちらこちらで出来たのは良かったと思います。ですから、ご覧のように園で仲良しこよしの面々で手を繋ぎながら園見学をしたり、色鮮やかな落ち葉拾いで楽しんだりとそれぞれがそれぞれに楽しむことができたようです。

こどもたちは園内の目移りしそうな動物たちの愛らしさに癒されたり、園内の所々にある動物のオブジェで戯れたりと楽しさ満載で次第にハイテンションへとなっていきました。いろんな動物を目の前にし、「大きいね〜!」と感心したり、いろんな興味関心が沸いてくるようで思わずそれを回りに伝えようと「見て見て~!」と大はしゃぎのひとときが展開されていきました。

そんなこんなで広~~い園内をこどもの足で隈なく回っていくと次第に「お腹、すいた~」や「ごはんはまだぁ~?」と空腹の生理現象には勝てなくなり、みんなでお腹を満たすためのお弁当タイムを始めるために、紅葉の木々で囲まれたピクニック広場に三々五々、集合していきました。家族ごとにレジャーシートで陣取り、お母さん弁当に感動し、舌鼓を打ち、楽しい家族団欒のひとときが流れていきました。雲一つない青い秋晴れの下、みんなは大きな口でパクパクとお弁当を平らげていきました!その後は、親子で腹ごなしのリクレーションで楽しみ、充実した親子遠足は終了となりました。当日はお忙しい中、ご参加いただきまして誠にありがとうございました!!


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