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園便り

秋満喫のどんぐり拾い!!

2019年12月04日 いつかいち(本園)からの園便り

今月7日は、山岳だけでなく、そろそろ平野にも雪が降り始め、冬本番間近の意味合いのある大雪。そういえば、この週末 関東地方では雪模様の天気予報も出ていました。当地も降雪はまだですが、だんだんと寒さが身に沁みる時期となってきました。本格的な寒さの防寒対策を備え、風邪などの予防をしていき、元気に過ごしていけるようにしましょう。
 
今年は全国的に秋らしい気候は何処へやら、いつの間にか冬に突入した感がありますが・・・先月下旬には、ようやく本来の朝夕の冷え込みで木々の葉の色づきが始まってきました。そこで、みんなで駅前第一公園へ”秋探し”にお出掛けすることになり、その様子をお伝えします。園からは程よい距離感で道中には横断歩道があり、みんなは先日の交通安全教室のことを早速、思い出し「赤は止まれ!だよね」や「青は、歩く!すすめ!」と確認し合いながら、手を挙げて目的地の公園へと歩を進めていきました。

 
公園では、秋の象徴的なイチョウの木がみんなを出迎えてくれ、木の周辺を覆う黄色の絨毯に「わぁ~!」と感動したり、それだけでなくドングリも沢山転がっていたことから「わぁ!いっぱいある〜」と大興奮でした。そこで、みんなはめいめいがマイ袋を手に大小様々などんぐりを拾い集めていきました。
 

ある子は拾い上げたどんぐりをまじまじと見つめ、「これ、どんぐりの頭(帽子)だよね~?」と感想を言うと、別の子は「このどんぐり、たけのこみたい!」や「こっちは、お芋みたいだよ!」などと想像の世界がどんどん広がり、会話も盛り上がっていきました。こどもたちの感性は、いろんな想像の世界を広げていき、傍で聞いている大人はその柔軟性に驚かされると共に感心させられることしきりでした。

 

さらに、その拾い集めの仕方もそれぞれの性格が表れているのも興味深いところでした。姿形、明るい色合いの綺麗なドングリばかりを吟味する子、イチョウの葉やどんぐりを半分ずつ集める子…など集め方も様々。そんな中、年中児が小さな蝶の珍客を見つけ、「足音が聞こえない様に、ゆっくり近づいたらいいんだよ」と友達にこっそり教え、見事捕まえていました✨その後は、捕獲という目的を達成したからか、「やっぱり可哀想だから逃がしてあげよぉ~」と心優しい一面も見せていたの素晴らしいことだと感心しました。このように深まる秋の公園で自然に触れ、何かと発見あり、感じるところ大の公園探索となりました。


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