園便り

~不思議なクッキング・タイム~

2019年12月18日 いつかいち(分園)からの園便り

12月下旬で、本来ならば寒風吹き荒ぶ冬本番のはず、なのですが・・・暖冬傾向が続く今日この頃。ただ、こどもたちからは日が暮れる時間が早まり、「お外、暗くなってきた」と敏感に季節の移り変わりを感じ取っているのは流石と言えます。そんな中ですが、県内にインフルエンザ警報の発令があり、うがい・手洗いをしっかり行い、この冬を元気に乗り切っていきたいと思っています。

今回は、こどもたちが大好きな”クッキング教室”の様子をお伝えします。ただ、いつもは午前中の活動時間に行うのですが、おやつタイム間近とあって寝ぼけ眼で「まだ眠いなぁ💤」な表情ばかり。でも、「今からクッキングで楽しいことが始まるよ~」の声にこどもたちの”シャキーン・スイッチが一気に入ったようです。手洗い後に、テーブルにある材料に興味津々のよう。「この青いの何かね~?」や「リンゴがあるよ」など。そこで、お題の「今日は、フルーツポンチ!!」と発表がありました。しかし、ただのフルーツポンチではなく、ちょっとした”でんじろう先生”ばりのサ・プ・ラ・イ・ズが仕掛けられていました。

それは、あらかじめアルカリ鍋で抽出した紫キャベツのエキスが中性からアルカリ性に変化することで紫色から青色に変化したものをゼリー状にし、そこへ酸性のレモン汁をゆっくり回し入れていく、というものです。

すると、どうでしょう、青色からほのかなピンク色へと変化していきました。それぞれかき混ぜるスタイルは様々ですが、この化学変化は楽しめていたようです。

ですから、一斉に「あれ?色が変わってる!!」と不思議そうにのぞき込む様子がここかしこで見られました。レモンのツンとする匂いも手伝い、視覚&嗅覚をフル活用した化学実験、もといクッキング教室となっていました。出来上がったゼリーは、各自のカップへとスプーンで落とさないように入れていきます。

最後は、盛り付け。「リンゴにパイナップルと~」とスプーンを上手に使いコップに入れていきます。「僕の順番まだかなぁ?」と自分の番を心待ちにし、他の子の盛り付けも参考にしながら自分の番になると彩りや配置も考えながら、好きなフルーツを盛っていっていました。
  
こうして出来上がったフルーツパンチの出来映えはなかなかのもの。ですから、当然のことながら普段にもまして、箸が、もといスプーンが進む一品となっていたようです。それは、給食のデザートに出されるフルーツに無頓着な子もパクパクと食べたり、0歳児の子の中には、最後の一滴まで残さず食べようとする姿が物語っていました。このように食材に興味関心を持ち、実際に触れ、調理していくことで出来上がった料理にも興味が増し、実食に繋がるような連鎖に役立ってくれるよう、今後もクッキング教室の内容を工夫していきたいと思います。今後もどうぞお楽しみにして下さい!!


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