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園便り

”(餃子の)皮deピザづくり”は楽し~、の巻

2020年01月29日 いつかいち(分園)からの園便り

いくら気候変動の影響とはいえ、(日中は)およそ”冬”らしからぬ暖かい日が続く今日この頃・・・だからでしょうか、いつも以上にこどもたちは外遊びを大いに満喫し、(一運動の後と言えば)空腹の生理現象もあって温かい給食が何よりの楽しみとなっているようです。園では、クッキングを通じ「食」に興味関心を持ち、いろんな形でバランスよく食べる習慣につなげようと毎月、調理教室を開催しています。今回はその様子をお伝えします。
 
前日の告知もあって、朝からみんなは「今日は、何だろうね~?」とソワソワ状態。そして、その時が来て、保育スタッフからおもむろに「さぁ、準備しようか?」と声をかけられると、1歳児は待ってましたとばかりに袖をグイッとまくり、サッサと手洗いの準備を進めていきます。クッキング教室前の恒例行事、いやお約束で手をハンドソープで念入りに丁寧に洗っていきます。
 
それが終わると、各テーブルに食材が運ばれ、いよいよクッキング教室のはじまり、はじまりとなります。保育スタッフから「手はおひざで待っててね!」で(本当は今にでも)手を出して触れたいのをぐっと我慢し、約束を守る健気なこどもたちです。まずは、今日のメイン食材の(餃子の)皮を見て「これ、ポテト?」と思い悩むような子もいましたが・・・(見た目が)マッシュポテトに見えたのでしょうかね?!改めて、調理スタッフから「これは餃子の皮」と説明を受け、いつも(目にしている餃子とは)形が違うせいか、なんだか腑に落ちない様子でした。しかし、これで”ピザ🍕”を作ると分かるとそんなことは関係なく、(ピザを作れることに)有頂天になっていきました💖
 
まず、一人ひとりに配られたお皿(クッキングシート)に、餃子の皮を慎重に、ゆっくりとのせていきました。次の工程は、ケチャップを塗っていくのですが、0歳児が皮からソースがはみでないように上手にスプーンで調整しながら塗り、塗りしているのには感心させられました。そんな一仕事を終え、ホッとしたのか、美味しそうな匂いに思わずスプーンをペロリとしてしまいそうなのはご愛嬌といったところでしょう。
 
次は、ピザの下地が出来たところで(今回)クライマックスの工程に入ります。たくさんある具材の中から「どれにしようかな?」と、自分の好きな具材を選んでのせていきます。一番人気は、ベーコンとチーズでいの一番になくなっていきました。そんな中、こどもたちにとって苦手な緑色のピーマンが最後まで残ってしまうことに・・・残ってしまったピーマンをこどもたちに見せると、「あまり気がすすまないなぁ~」との浮かない表情ながら結局はトッピングに加え、具材も綺麗に使いきってくれてホッと一安心といったところです。
 
思い思いの具材を載せ、お気に入りのピザの出来上がりに大満足で、ご覧のように飛びっきりの笑顔を見せてくれたいたのが印象的です。今にでも食べたいのは山々ですが、さすがに生のままでは食べれないのは分かっているので、お楽しみはおやつの時間まで取っておくことにしました。
 
そうこうしている内に、お待ちかねのおやつの時間の到来。一人ひとりに自作のピザが配膳され、思わず笑顔の花が一気に咲いていました。トッピングされた具材を落とさない様に慎重に食べる子もいれば、”行きはよいよい帰りは恐い”ではありませんが、作る時はあれこれ載せて楽しかったはずなのに出来上がったピザを見て「あれ?こんなにピーマンのせていたっけ?」と意外な表情を浮かべる子もいたりと様々でした。ただ、自分でつくったピザの味は、格別だったようで、どの子も美味しそうにペロリと食べていました。次回のクッキング教室は、「手づくりうどん」を予定。ここでは、どんな体験経験ができるのか?乞う、ご期待下さい!!


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