園便り

鬼退治は大変だけど、ご褒美に大満足!!

2020年02月05日 いつかいち(分園)からの園便り

今年は暖冬、暖冬と言われてきましたが、朝夕はさすがに思わずゾクッと寒さが感じられます。そろそろ日脚が伸び、街並みも薄暗さから明るく染まっていく様は、丁度”山眠る”から”山笑う”へと移ろう季節を表すのにピッタリですね。また、ウメやジンチョウゲの芳香も季節感を感じさせてくれることでしょう。”春の到来”はもうすぐですね。ただ、得体の知れない感染症が流行中ですので、くれぐれも体調管理は万全にし楽しい季節を迎えれるようにしましょう!

今回は季節柄、節分についてです。園では、こどもたちに「みんなの身体の中には、どんなオニがいるかな?」と話しながら、節分に向け豆箱(升)づくりをし、その日の準備を進めました。それだけでなく、みんなで心の中にいる、”イヤイヤおに”、”泣き虫おに”や”怒りん坊おに”などを退治するために「オニは~外!」の掛け声も練習して、当日の準備を進めていきました。

(大部分の)みんなには、まだ”節分”→”豆まき”→”(怖い)鬼の登場”というイメージが湧いていないようでその日は朝から普段通りのゆったりとした時間が流れ、スタートしていきました。まず、節分とはどういう日で、どんな由来があるのか、などを勉強しました。その後、玄関先に貼っていた”柊・鰯”の飾りは、鬼の苦手なものなので鬼が来ない様にしているんだよぉ~と話すと、こども心なりに安心しているようでした。

と、そこへ何の前触れ以もなく、赤鬼と青鬼が突然、保育室に乱入して来ました。園一番のお兄ちゃん&お姉ちゃんの2歳児は、(怖いながらも・・・)「オニは~外!」と勇ましい声掛けと共にオニに豆を投げ、果敢に鬼退治をしてくれました。

そんな2歳児たちは、鬼退治にはマストアイテムの豆もだんだんと残り少なくなってきて、さすがに「そろそろ帰ってくれないかなぁ・・・」とでも言いたげに保育スタッフにアイコンタクトで助け船を求めてきます。しかし、鬼はなかなか退散する素振りを見せません。さあ、大変とばかりにオニから次第に逃げ出していく子もチラホラ。そんな中、数人の子は最後まで諦めずに残り少ない豆で邪悪な鬼に立ち向かい、頑張ってくれたおかげで粘り続けた鬼も「参った😢参った😢」と逃げていきました。

一方、0歳&1歳児は、見たこともない形相や身なりの鬼の登場にただただ戸惑い、うろたえ、大泣きし、この場から逃げ去りたいパニック状態に・・・この日ばかりは、鬼が立ち去った後も暫くの間は、恐怖からフリーズ状態が続き、いつもの笑顔に戻るまで時間がかかっていました。みんなにとってはきっと二度と経験したくないひとときとなったのでしょう。

≪行事食≫
こんな大変な災難の後、みんなには美味しいご褒美がすさんだ心を癒してくれました。そう、今日は特別な行事食がみんなをもてなしてくれました。まずは、かわいい赤鬼の給食。お皿が配られると「かわいい~😊」と歓声があちこちで上がり始めました。「これは何かなぁ?」とニオイもクンクン嗅いで、「早くたべた~い!」と”いただきま~す”の挨拶をし、美味しいオニを堪能し、こどもたちにニコニコ笑顔がようやく戻ってきました。

さらには、おやつでは、オニの顔のクッキーが待ち受けていました。色々な表情をしたクッキーを見て、こどもたちも大興奮!「あっ、泣いてる~」や「笑ってるよ~」などの会話も弾み、楽しいおやつの時間になりました。中にはご覧のように、オニの顔をかじるのに可哀そうと思ったのか、周りから少しずつかじる子もいました。

とにもかくにも、このような感じで怖~~い所もありましたが、こどもたちにはいい体験となった節分の行事となりました。もしかしたら、これでみんなの厄除けも出来、健やかな1年を過ごせるかも?、いや、そうあって欲しいと願って止みません!!


2017年以前の園便り