園便り

~季節のカレンダーづくり~

2020年03月18日 いつかいち(本園)からの園便り

寒暖定まらぬ春先もお彼岸入りとなり、春本番も間近。この時季は、雀始巣(すずめはじめてすくう)と言われ、雀がつがいで巣をつくる頃ともされています。とはいえ、日中のポカポカ陽気の一方、朝夕の身震いさせられる寒気も時折、ある今日この頃ですので体調管理には十分留意し、心躍る季節を迎えていくようにしましょう!!

さて、毎月作成し、出来上がった季節のカレンダーは翌月、お家で使用していただいていると思いますが、その出来に保護者の皆さまも満足していらっしゃるのではないでしょうか?今回は、その制作の様子を覗いてみることにしましょう。こどもたちも園の行事の中でお楽しみの一つとなっているようで「今月はどんなのつくるの〜?」や「台紙の色は何色かな~?」と毎回、期待を膨らませながら取り組んでくれています。特に、年長児の仲良し3人姉妹(?)にとって、今回が最後とあって「今月が最後?!」や「さみしい・・・」と少しばかりしんみりとなりながらも、最後の傑作づくりに取組んでくれています。来月は、春を前面に演出するのに、季節の果物・いちごをテーマに取り入れた作品となっています。
 
今回は、絵の具を塗って挟んで模様をつけるデカルコマニー、ちぎって貼るちぎり絵、ハサミで切る作業などがあり、いろんな制作工程がこどもたちには新鮮で、目をキラキラさせながら取組んでくれています。そんな工程の中で、こどもたちが上手に出来て感じる達成や満足感やお友だちの作品との比較で自分との違いや良さを感じたりする学びの場となっているのもいいなぁ~と感じています。中でも、絵の具を使ったデカルコマニー制作の時は、みんなが「どんな模様が出来るんだろう?」と目をキラキラさせながら、その出来映えを一つひとつ確認している様子が何とも印象深いものとなっていました。

今回制作で使用するハサミの取扱いでは、「ハサミの先は人に向けない」や「紙以外のものを切らない」など、危険のないようにお約束をし、真剣なまなざしでハサミを器用に扱っていました。とはいえ、初めの内は”(ハサミの)開いたり閉じたり”の動作がぎこちなく、思うように出来なかった感じでしたが、その後は”慣れ”からスムーズな動きで使いこなしていたのには感心させられました。
 
ちぎり絵でも一人ひとりが好きなようにちぎり、それを指につける糊も加減し、貼る場所も確かめ、きっちりと貼ることが出来ていました。カレンダー制作で大切にしていることが全てを保育スタッフが決めてしまうのではなくある程度の方向性を示し、一人ひとりがそこから自分の感性の赴くままに(何が必要で何が不必要かなどの取捨選択の上)考え、工夫し、作成していくので個性豊かな、素晴らしい作品へと仕上がっていくように思います。そんなカレンダーもあと少しで完成となります。年長児をはじめ、一人ひとりの思いがギュっと詰まった作品が出来上っていくと思います。どうぞ、今月も珠玉の作品がもう暫くでお手許に届きますのでお楽しみになさって下さい!!


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