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園便り

~”ちびっこ”は5月の鯉の吹き流し~

2020年05月13日 ふるいちからの園便り

今月5日は、「立夏」。これは立春と違い、このところの気温や湿度上昇傾向から実感しやすい感じですね。今週末には何でもフィリピン沖で台風1号が発生し、北上中とのニュースを目にするとなおさらですね。これからの季節は、気温に加え湿度上昇で熱中症が発生しやすくなりやすい時季です。巷では、新型ウィルス感染症が収まっていると言えませんので、両にらみで引き続き、手洗いやうがいの励行に加え、こまめな水分補給や服装の調節など必要なことを準備し、実践していきたいと思います。
 
今回は、5月は「こどもの日」と並び、「母の日」があり、その制作の様子をお伝えします。まず、0&1歳児は、紙皿の裏には細かく千切った折り紙を、その表には、カーネーションを模した丸めた花紙で飾りつけして壁飾りを作りました。その中央には、ハート型の”おかあさんありがとう”のメッセージボードを添えた構成となっています。
 
次に2歳児はというと、油性マジックで土台の部分にお絵描きで、上部にはハート型紙にちぎり絵で飾りつけたペン立てを作りました。お母さんへのプレゼントということで頭の中はすでに手渡している様子が想像されているのでしょうか、終始ニコニコ笑顔で取組んでいるのが印象的でした。実際、お迎えの際には「どうぞ」や「ありがとう」とお母さんに手渡せて満足そうな笑顔が広がっていました。
 
そして、3歳児は”ペンダント・ネックレスづくり。首飾りのビーズには均等に切ったストローを使い、紐通しで繋げていきます。そして、ペンダントトップは折り紙で作成し、完成させました。最後に控えし4・5歳児は、冷蔵庫の扉でよく目にする(伝言メモなどが記すことのできる)マグネット・フレーム。手先を器用に使い、紙ストローをボード上に一本、一本並べて貼るのには時間がかかるようでしたが、お母さんへの熱い思いは想像を絶する集中力と慎重さをこどもたちに与えてくれるようでした。ですから、みんなは最後まで粘り強く、お母さんへの思いをこのフレームづくりに注入していましたので、お母さんにもそれが届いたのではないでしょうか?
 
話は変わり、室内での新聞紙遊びについてもご紹介します。みんなは、思い思いに服や剣を作ったりして楽しんでいます。ご覧のように、新聞紙の真ん中に穴を開け、被っただけの新聞紙ドレスに「どう?」とポーズをしている様子から満更でもない様子が窺えますね。他にも、0歳児は牛乳パックやフエルトの手作りおもちゃを使った積み木遊びに夢中です。と言うのも、その側面には、こどもたちにも馴染み深いキャラクターの”くまのプーさん”や”アンパンマン”などが描かれているので、積み上がった完成品を見ては「ママン(アンパンマン)」と指差しながら言っている姿からも確認できます。”Simple is best!”ですね!?
 
時節柄、大手を振っての戸外遊びは出来ませんが、時間や場所を考えながら外気浴を楽しむ外遊びを取り入れています。季節的に今はツツジが満開を迎えており、それに気づいた女の子は「きれいっ」とうっとり顔をしているかと思えば、その傍では虫探しに夢中の男の子と対象的な姿が見られます。こんな些細なことですが、戸外ではいろんな発見や学びができるので外遊びを適度に取り入れていくようにしたいと思います。
 
<<行事食>>
5月は「こどもの日」が何と言ってもメイン・イベントなので、それにちなんだ提供内容となっています。
     ・給食 :ピラフ・こいのぼりオムレツ・おからサラダ・野菜スープ・みかん缶
     ・おやつ:兜型アップルパイ
 
当日の給食で、まず目を引く”こいのぼりオムレツ”。みんなは、思わず「うわっ~!」と歓声を上げていました。好きなものから手をつける子、宝物のように残し、最後の最後に味わう子など、食べ方は色々ですが、特別感のある行事食に大満足の様子でした。調理員のちょっとした機転でご覧のようなミニ兜の提供もあり、これにはこどもたちも大喜び。そんな中、思わず「持ってかえるぅ~」と言い出す子がいて、実際持ち帰ることになりました。これはこれでいい記念になったのではないでしょうか。おやつのアップルパイも好評で、あっという間の完食となっていました。


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