園便り

~トマト&虫バイキンのお話~

2020年06月03日 ふるいちからの園便り

今年度当初は、脅威的な感染症対策で明け暮れた2ヶ月となり、何だかすっきりしない3ヶ月目の6月を迎えることになりました。1年では折り返しにも当たり、そろそろ前向きな活動もできるように工夫していきたいと思います。ただ、これからの季節はジメジメとした梅雨の季節となりますので、コロナに熱中症の後に続くは食中毒にも気をつけていきたいと思います。今回の感染症を最小化する観点から(あるラジオMCの方の言葉を借りて)引き続き、”うがい”、”手洗い”と”思いやり”を持続し、”冷静さ”と”寛容さ”の気持ちを忘れずに過ごしていきたいと思います。
 
園の食農活動は2つありますが、その一つが畑探検隊のお芋栽培で、もう一つは園での夏野菜栽培活動があります。昨年度は、トマト製品大手・カゴメ提供の凛々子の苗植えをしましたが、今回は別の品種で挑戦しようと思っています。そこで、園を代表する形で以上児グループが食農活動の肝心要の土壌づくりからスタートさせました。まずは、ブルーシート上にプランターの土を全部、ひっくり返し、土の中の小石や草の根を選別していきます。これ、結構手の込んだ作業と言えますが、3歳児が「これ、見てっ~」と土の中に紛れている(以前のパンジーの)根を見つけては、除去していきました。折角なので、5歳児が1歳児の面倒を見ながら、この作業の一部を体験できるような場も設け、子どもたちは砂とは違う土の感触に笑みを浮かべながら取組むことできていました。
 
そうこうしている内に、3歳児を中心とした土壌選別作業が終わり、4~5歳児による腐葉土などの加え、いよいよプランターへ土壌を戻す作業へと移っていきます。ご覧のように、みんなは軍手をはめ、プランターの土壌をならしていき、大まかに苗を植える場所にしるしをつけていきました。そして、トマトの苗を土壌へ植え込めるように凹みを作り、そっと苗を置き、苗の回りを土で覆っていくのですが・・・みんなは、「元気に育ってね」と声掛けをし、優しい表情で真剣にケアする姿が印象的でした。これから日々の水やりでトマトの成長を感じ、植物の命を育むことを感じてもらえるといいなぁ~と思います。
 
話は変わり、今月4日からはじまる「歯と口の健康週間」についてです。まずは、クリアフォルダーシアター”はみがきしないのは、だあれ?”を通じ、虫歯にならないために歯磨きの重要性を伝える内容を真剣に見入っていました。その話の中で、(食べ残しのものが沢山の歯を前に)虫バイキンが登場する場面では、何処からともなく真っ黒な実物が怪しげにと「ウシシ~ッ」と声を上げながら、姿を現したので、みんなは一気にパニック状態に陥っていきました。
 
そこで、保育スタッフが「どうしようか?」とみんなに問い掛けてみると、「歯みがきしたら?」の答えが返ってきました。ご覧のように、5歳児が大きな歯ブラシでみんなに模範を見せるように歯磨きをし、みんなは「きれいになって、よかったね!!」と感心していました。そこへ、あの真っ黒な虫バイキンがまだ諦めきれないように他の子の口の中でバイキンをばらまけないかとしきりにみんなの回りを駆けずり回っています。
 
みんなは「助けて~!」と声を上げ、保育スタッフを盾にするように背後に隠れようとしました。それでも、虫バイキンは執拗に迫ってくるので、5歳児が勇気を振り絞り「エ~イ、あっち行け!」と大きな歯ブラシで虫バイキンを成敗しようと立ち上がりました。さすがに、虫バイキンも(綺麗、きれいなお口)これには敵わんとばかりに退散していきました。みんなで”はをみがきましょう”の歌で歯磨きの大切さを再確認し、今回の勉強会は終了となりました。当日の給食後は、いつにもまして念入りな歯磨きの光景が広がっていたのは言うまでもありません。これからも健康な歯と口で元気に過ごしていけるようにしましょう!!


2017年以前の園便り