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園便り

~ジューン・アラカルト~

2020年06月10日 ふるいちからの園便り

いよいよ梅雨前線が日本列島の南端から北上し今週、本州も梅雨入りとなりましたね。梅雨は、一年の中で植物にとって恵の雨で貴重である一方、最近は自然災害へ繋がる危険な雨量となることもあるので十分、気を引き締めていかないといけません。と同時に、今までの清々しい朝がジメジメと身体にまとわりつく湿気と気温上昇で朝からげんなりとさせられることから、春先のコロナ禍の感染予防対策に加え、これからは熱中症対策も必要となってきますので こまめな水分補給や室内環境を整えていきたいと思います。
 
まずは”畑探検隊のその後”についてお伝えします。畑のおじいちゃんのご厚意ばかりに甘えてばかりではいけないし、これから本格的な夏到来となってしまうとお伺いすらできないことも想定されるので、今の内に定期的にお伺いするようにしています。その際、こどもたちへの課題は畑の回りの草抜き。これはこれで自然と触れ合うことも出来、こどもたちも進んで取組んでくれています。
 
こどもたちには、一仕事した後にご褒美が待っています。それが、以前にも触れましたが、おじいちゃんたちが農園の空き地に設営していただいた砂場や芝生などです。未満児の子たちは、砂場でスコップでお山づくりや両手で砂をすくったりして遊ぶのが大好き。最近、近場の公園の砂場では(衛生面の問題から)気軽に安心して遊べない環境なので、これは大変貴重なひとときとなっています。一方、以上児は、一仕事あとの楽しみは畑の畝近くを掘り起こしての虫探しや(農園内に咲き誇る)花々鑑賞で心が癒されています。
 
話は変わり、近場の公園への行き来に誘導ロープでの移動に取組もうとしている0&1歳児。初めての試みでどうなることやらと気を揉んでいましたが、蓋を開けてみると意外にスムーズな展開でした。何でもやってみないと分からないものですね。公園では当面、感染症対策の一環で遊具遊びは手控え、広い広場でかけっこをしたり、園内の草花などの探索活動で過ごしていくようにしたいと思います。このところの気象状況からこまめな水分補給が必要ですので、引き続き水筒持参をお願いします。
 
また、ご覧の(0&1歳児の)体操教室は当初、馴染みのない環境で不安定な状況でしたが、2ヶ月を経て すっかり落ち着きを取り戻し、マット運動やトンネルくぐりで楽しいひとときを過ごしています。特に、こどもたちにとって”非日常さ”でワクワク感が味わえるトンネルくぐりは好評で、順番待ちの数珠がいつの間にかできている状況でした。一方、以上児にとっては、豊富なレッスン内容やチャレンジの楽しさに加え、何と言っても愛嬌たっぷりに指導してくれる体操先生の虜となっていることから、この時間は至福の時間となっているようです。ですから、体操教室は終始、笑顔に包まれ、和やかな時間が過ぎていっているようです。それは、目下 子育て中の先生ならではの愛情と時には愛の鞭的なきびしさのメリハリがこどもたちを魅了しているからではないかと思います。それは例えば、ただ単に体操を教えてもらっているのではなく、教室のはじまりと終わりの礼(あいさつ)や体操教室中の(温かさの中にも厳しさが感じられる)身が引き締まるような指導の賜物かもしれません。これからもみんながいろんなことを吸収し、さらなる成長に繋げていってほしいと思います。


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