園便り

~そうだったんだぁ、スイカ編~

2020年07月01日 ふるいちからの園便り

月日は梅雨の真っ只中の水無月から七夕が控える文月へとバトンタッチされますね。いよいよ令和2年も折り返しに入ります。今年前半はコロナ禍で一喜一憂し、最後の月に少々、明るい兆しが出たのも束の間。7月に入り、東京での感染者が急増傾向にあり、これは(検査環境の充実を受け)感染者が顕在化しているだけなのか、はたまたGWの自粛生活に逆戻りを意味するのか・・・今の自粛解除生活がはかなく脆い現実とならないためにも ここは引き続き冷静さと寛容さを忘れることなく、この感染症との戦いに是非とも打ち勝てるようにしていきましょう!!
 
今回は、ご厚意で夏の風物詩のスイカを頂戴し、食育活動をしましたのでお伝えします。まずは、未満児クラスでスイカを目の前にして、みんなは「これ、何?」とばかりにきょとんとしているばかり。もしかしたら、スイカはじめて、の面々ばかりかも、ですね。そして、スイカの熟成度を測る方法に(スイカを叩いた)音で判断する方法があるのはご存知の通りです。保育スタッフがそれをやると、最初に興味を示したのが2歳児ではなく1歳児でした。誰彼関係なくスイカを叩いたり、触り、匂ったりと探求は進んでいきました。最後は、重さを測るように持ち上げようとする子も登場しましたが、それは叶わず仕舞だったのが残念そうでした。それを見ていた2歳児がサッと順番に体験できるようにと並び始めると、右に倣えとばかりに順番を待つ列がいつもの間にか出来上がり、みんなで仲良くスイカ体験が進んでいきました。
 
その後は、スイカの真髄とも言うべき、食べやすい大きさに切り分けられたものをガブリと実食タイムへと移っていきます。食べもの全般に言えることですが、(食べることに興味関心の高い子は)何の躊躇もなくガブリと食べれますが、慎重な子はスイカを前にしても回りを気にするばかり。そんな中でも、他の子がガブリと口の中にスイカを頬張り、ニコニコ笑顔になっていくのをみて、恐る恐るスイカをかじり、夏の旬のスウィーツを満喫していました。
 
一方、以上児は調理スタッフにより詳しくスイカのことを学ぶ機会がありました。(赤や黄色)中身のこと、熟したスイカの特徴や栄養的なこと・・・次に、スイカに触れ、叩いてみたりとスイカ研究がはじまりました。そして、いよいよ未満児も挑戦したスイカの持ち上げde力比べのはずが、これがどうして結構な重さで、簡単には持ち上げることはできません。いろんな子がいろんな態勢や方向で挑戦するのですが、そうやすやすとは持ち上げることはできません。
 
いろんな子が次から次へと代わり番こで挑戦していき、一番可能性のありそうな5歳児でさえも持ち上げることはできません。みんなのそんなモヤモヤを一掃させる救世主が出現、それがご覧の4歳児だったのです。みんなの拍手喝采を浴びたのは言うまでもなく、一躍 みんなの”ヒーロー”になっていました。その後、いよいよ実食タイムとなり、スイカへ入刀。そして、スイカの中身が みんなの大方が予想していた”赤色”だったのでホッとしたような顔つきになっていました。
 
一人ひとりに食べやすい大きさに切り分けられたスイカが配られ、いざ実食のガブリつきがはじまりました。誰に教わったのか、「う~ん、うまい!スイカ最高っ!!」なんて絶賛の評価の声を上げる子が出て来るくらいに、スイカの味はなかなかのようでした。これから暑い夏の水分補給だけでなくバランスのいい栄養素で夏バテや疲労回復にも抜群の効果があることから、この機会を通じ、これからも食べることに繋がればいいなぁ~と感じています。
 
その後も、スイカの味の評価に「甘~い」や「美味しいっ~」とみんなが絶賛している内に、あっという間に完食していました。調理スタッフの準備してくれた”スイカ何でもパネル”で今日、食したスイカを再確認すると共に、「(今度は)黄色のも食べてみたいっ~」と要望を言ったり、「美味しかったです」と感謝の言葉を述べ、今日の食育タイムは終了となりました。これから園で栽培中のトマトをはじめ、夏野菜が旬を迎える時期になりますのでスイカ同様に食べ物研究をし、食べるきっかけづくりになればと思います。はてさて、「次」は何かな?どうぞお楽しみに!!


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