園便り

~夏は、ひまわりの出番~

2020年07月16日 いつかいち(本園)からの園便り

今回のコロナ禍への対処方法には、中国や欧州のロックダウンといった荒手の封じ込めから日本のような自粛要請といった緩やかなものまでと種々でした。我が国は、その緩やかな取組み姿勢から当初、海外から批判めいた意見も出ていましたが、当初の混乱を(国民全体が一丸となって)何とか下火に傾向にしたのは良かったと思います。そして、先月末近くの自粛解除でこれから経済活動も、と意気込む矢先、あれから1ヶ月程度でまた暗雲が立ち込めるような状況になってきました。これは単に検査対象が以前に比べ、多くなった結果だけだとは言い切れないのではないかと感じるのは過敏なのでしょうか。ただ、今回の感染傾向では感染経路不明者や無症状な若年層患者の増勢傾向にあることもそうですが、(クラスターが発生した米国基地関係者のような)知らない形で感染が進んだのではないかと疑念が生じていることからも心配な種となっています。この調子だと、医療体制もいずれ逼迫するのではないかと心配され、いずれ自粛生活へと逆戻りも十分、視野に入れなければならなくなるのは必至です。どうぞ、引き続き冷静な対応をしていき、この難かつ(強)敵を乗り越えていくようにしましょう!!

今回は、カレンダー制作の取組みの様子をお伝えしたいと思います。当園は今春から(3~5歳の)以上児からなる園に衣替えしました。ですから、年少には年少の、年中には年中の、そして年長には年長の各月齢に合った制作の技法を取り入れ、なおかつ一人ひとりの個性が生かせるような制作を展開しています。今回は、夏本番で風物詩の一つの「ひまわり🌻」をバックにし、こどもたちがかき氷やスイカで涼をとっている様子を表した構図となっています。それでは、どんな感じで制作が進んでいるか、見てみることにしましょう。

まず、パーツの”かき氷”のづくりでは、かき氷の形状に切り取ったコーヒーフィルター上にマーカーで色付けしていき、にじみ絵をして遊びました。ペン先で少しずつチョン・チョンと、優しく塗る子や(かき氷と聞き、思わず)「イチゴ味にブルーハワイ味が好き~!」と好みの味を口にしながら、(赤色と青色の)2色のマーカーが混ざらないように慎重に塗る子だったりと思いをそれぞれが一所懸命に表現していました。

この作る過程で面白いなぁ~と感じたのは、ただ作ることだけに専念するのではなく、「いちご味が好きぃ~」や「お祭りに行くと、たくさんあるよねぇ~」だったり、「このかき氷、いる人ぉ~」と制作もそっちのけでかき氷談義に花が咲き、制作以外の横道にそれがちだったことがあり、ご報告しておきます。ただ、作品はきちんとしたものを最後まで仕上げていったのは間違いありませんので、念のため。

また、スイカとかき氷で”涼”を取る男の子や女の子の顔の目鼻口はマーカーで描くことにしました。こどもたちなりに「どんな表情にしようかな?」と思案顔で考え、思いを巡らせ、「おめめ~」や「おはな~」に「ニコ~ッ!!」と見る見る内に頭の中の想像したお顔が出来上がっていきました。それぞれが思いのままに個性豊かな表情を仕上げていきました。中には、「ウインク😉」をさせてみたり、「ニコッ😁」の笑顔だったりと、夕涼みを満喫する様子を描いていました。


次に、今回のカレンダーの肝ともいうべき”ひまわり”づくりについてです。あらかじめ画用紙にひまわりの花びらの枠を描き入れたところに黄色の絵の具で塗っていくものです。みんなは、枠から絵の具がはみ出さないように慎重に慎重を重ねて、丁寧に色塗りをしていき、真夏に映えるひまわりを再現していきました。慣れない絵の具筆を器用に使いこなし、枠をはみ出さないように輪郭部分から塗りはじめたり、枠なんかよりも中心部分から徐々に枠近くをせめていくタイプなど、塗り方は様々でしたが、目的はそれぞれが果し、なかなかの出来映えとなっていました。

最後は、ご覧のように目にも鮮やかな黄色に塗った台紙を花びら形に切り取り、慎重に丁寧に一枚ずつ糊付けしていきます。太陽が放つ太陽光のように対称バランスよく糊付けしていく子がいたり、非対称でそれはそれでバランスがとれた形に糊付けしたりと花の出来映えも人それぞれとなっています。ですが、これがみんなの思いの詰まった力作であるのは間違いありません。どうぞ、来月のカレンダーもお楽しみになさって下さい!!


2017年以前の園便り