園便り

~シャワー遊びの夏・・・~

2020年07月21日 いつかいち(本園)からの園便り

今年ばかりは いつ果てるとも知れない、この新型コロナウィルス感染の恐怖という暗雲が立ち込め、先の見落とせない状況に正直、閉塞感と辟易を覚える今日この頃となっています。ただ、こればかりは不平や不満で如何こうなるものでもなく愚直かつ果敢に感染予防に取組み、この見えない難敵をなんとか制圧していくしか手はありません。当地でもだんだん感染者が漸増していることを踏まえ、某FMラジオのMCが番組最後に発する「手洗い、うがい、思いやり」のキーワードを大切に守っていき、みんなで感染予防の徹底をしていくようにしましょう。
 

”あわてんぼうのサンタクロース”ならぬ”お寝坊さんの梅雨坊や”のせいでキラキラ太陽の日がお預け状態の今日この頃ですが、来週にはようやく本格的な夏到来が臨めそうですね。この時季特有のたっぷり湿気が肌にまとわりつくようで気持ち悪い日々が、相変わらず続いていますね。園では今月からそんなジメジメ感を少しでもすっきり、サッパリさせる意味で水遊びを開始しました。ただ、”コロナ大魔王”のせいで本来ならプールでジャブ、ジャブと水と戯れ、暑さを吹き飛ばしたいところですが、”3密”回避からそれもままなりません。ということで、今夏はそれに代わる水遊びで”涼”を取り、少しでも暑さを抑え、元気に過ごしていけるようにしていきたいと思います。
 
長引く梅雨の影響で今月中ごろ迄、雨模様と不安定な日々が続きましたので室外は断念し、まずは小手調べとばかりに”室内deシャワー”をし、暫し過ごしました。その後、(まだなの?という、正直なところ不快感すら感じさせる停滞気味の)梅雨の中休み期間が中旬以降にボチボチ見られるようになってきたので、ここぞとばかりに室外へと場所を移し、本格的なシャワーde水遊びがスタートしました。狭い室内の空間とは違い、開放的な室外空間と外気の環境も加わり、こどもたちは目と鼻の先にある距離の園裏側の敷地へ移動するだけでさえ、ワクワク・ドキドキを抑えきれないくらいの興奮が表情に出ているのが正直、見ていて微笑ましく感じます。
 
思い起こせば、去年は水を怖がり、泣きじゃくっていたのが微笑ましい記憶として甦るお友だちも成長の跡が見られ、今年は頭から水を浴びても、へっちゃらの「へ」の字を体現するかのような喜びようが何とも言えません。シャワー以外にも”じょうろ”や”空き容器”などでバケツの水を汲んでは、流し落とす光景も広がっています。いつもならこれは、プールの中でジャブ、ジャブと水に浸かりながら、遊ぶ光景の一つであり、何かのきっかけで水遊びはお友だち同士の無邪気な水の掛け合いへと発展していくパターンとなるはず、なのですが・・・それは、今年は残念ながら叶うことはありそうにありません。その代わりにブルーシート上に各自が間隔を空けて広がり、頭上から順番にシャワーの水がザァ~と降り掛かり、ひんやりとした水の感覚を楽しみ、”涼”をとっています。これが今夏、一番の楽しみ(?)といってしまうと淋しい限りですが、”Simple is best”なのかもしれません?!
 
一方、水遊びに欠かせないのは、お着替えですね。年少児は、当初はすぐに「脱げな~い」や「できな~い」という言葉を連発し、ついつい保育スタッフに”やってぇやぁ~”の甘え症候群に陥りがちでした。そこは、年長や年中組の(自分のことは自分でする、という)動きが、徐々に目に焼きつけられたようで、保育スタッフの助言等にも素直に耳を傾け、自分のことは自分でするということに繋がっていったのはやはり異年齢保育の賜物と言ってもいいかもしれません。
 
最後に、年少組のお手本となる年中&年長組は、ただ単に着替える以外にも下着やシャツを綺麗に畳み、プールバッグにしまうといった一連のことが出来るのが何と言っても強みですね。以前は、サッ~と雑な畳みでも気にする素振りは見せなかったのが、今やシャツの右端と左端をきちんと合わせて畳まないと気が済まない、といった細やかさが身につきはじめたことは素晴らしいことだと思います。身の回りのことをきちんとしつつ、暑さを吹き飛ばす水遊びを十二分に楽しみ、夏バテ知らずで今夏を過ごしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 
<おまけ>
すでに春先からトマトの食農活動に取り組んできていることはお伝えしておりますが、そのトマトが食べ頃だよぉ~と訴えるように赤く熟してきました。そこで、年中児が代表で収穫して連休前に「どんなお味か?」、実食してみることにしました。今回の収穫分3個に合わせて、3人がトマトの蔕の上の部分をクルっと回して収穫していきました。そして、クシ型切りされた、採れ立て新鮮なトマトが給食プレートに配されました。みんなが育てたトマトだけあって嫌な顔一つせず、むしろいとおしむような表情でトマトを口に運んでいました。お味は甘酸っぱかったようで口に含んだ瞬間のニッコリ笑顔から歪んだ表情に変化していったことからも想像できました。みんながお世話して出来たトマトという想いも詰まっていることから「お味」はきっと格別だったはず(?)なのですが・・・みんなには次回、再確認してもらえればと思います。


2017年以前の園便り