園便り

~過ぎ行く夏の思い出~

2020年08月25日 ふるいちからの園便り

今年は春先の唐突な厄介者の出現以降、社会生活面で色々と制約が加わる日々が続き、夏本番も思いっきり水遊びが出来ない状況が続きました。そんな中でも、「3密」を避け、こどもたちなりに楽しめる水遊びの方法を工夫し、いつもとは違う夏の風景でしたが、それなりに楽しめているようだったので何よりと思っています。今後もまだまだ油断は禁物ですので、引き続き感染予防対策をしながら、季節の移り変わりを感じ、秋を満喫していきたいと思います。
  
<乳児組>
プール遊びの代わりに夏ならではの遊びに挙げられるのが、ボディペンティングですが、ボディならぬフィンガーペンティングを開放感たっぷりに外気を感じながら楽しみました。また、以前お伝えしました”しゃぼん玉”も大人気で、そよ風にユラユラと舞い上がるしゃぼん玉を追いかけたり、自分でストローの吹く加減をし、しゃぼん玉が出来るようになってきたのも楽しみの一つなっているようでした。また、カレンダーや壁面などの制作活動も楽しみの一つとなっていました。0&1歳児にとって、初めての糊づけも指に乗った糊の重みや(ほのかな)匂いを感じながら、塗り塗りして季節のコスモスづくりをしました。また、色付けした新聞紙をグシャ、グシャと両手で丸め込む感触遊びをしながら、収穫の秋の代表の一つ、果物づくりに精を出して、楽しみました。
 
一方、2歳児はアルミ箔に油性マジックで色付けし、その後は細長く形を成形していき、秋刀魚の出来上がりとなります。最後の仕上げにお目めをつけ、「魚じゃ~」、「見てっ、見て~」や「スイスイよぉ~」と出来上がった作品を前に想像豊かに語り口も滑らかになります。それらのパーツを一つひとつ積み上げていき、作品が出来上がっていく様子を解説者さながらに「これはねぇ~」と自慢気に教えてくれるのも頼もしく感じます。
 
<以上児>
年少組は壁面の”とんぼ”づくりの取組みました。月齢と共に、各制作に取組む姿勢や態度に少しずつ変化が見えて来て、(取組む内容をよく理解しているのか)真剣に集中し、回りと協調しながら、時には見せ合いっこして作品を楽しみながら作るようになったのが素晴らしいなぁ~と感じているところです。
 
同じフロアーの年中&年長組はというと、秋の風物詩の”ススキ”づくりに取組みました。ご覧のように、めいめいがススキの穂に当たる部分に色付けして、飾りつけをしていきました。その後、色付けした画用紙に切り込みを入れ、グルグル巻きにし、ススキの出来上がりとなりました。ある子が出来上がった作品を応援団旗と勘違いしたのかのように「えい、えい、おぉ~!」と気勢を上げていたのには驚かされました。
  
他にも、従来のブロックやラQ遊びでは漠然としたものを成り行きで作る、といった程度のものが多かったのですが・・・最近は、かなり具体的に作ろうとする物をイメージし、それを忠実に作り上げるという進化系に変わりつつあるので素晴らしいと感じています。ですから、出来ても出来なくてもいいくらいの淡白な遊びから 今では最後まで理想の形を追求していくという姿に惚れ惚れさせられます。時には、(ラQの)取扱説明書をにらめっこしながら、悪戦苦闘(?)する姿も見受けられるようになってきたのも成長の証ではないかと思います。
 
もう一つ、年中&年長児の間で密かなブームとなっているのが”オセロ”です。こちらはルールの理解もさることながら、双方の駆け引きや戦略性も関係してくるので簡単にはできないのが実状ですが、そこは仲間内で「こうだよぉ」や「そう、そうっ」とお互いに教え、教え合いながら、最近ではようやく対局らしい形ができつつあるようです。最近、最年少将棋士の藤井聡太さんの活躍も取り沙汰されていますが、このような取組みがもしかしたら将来に繋がるきっかけ(?)になるとしたら、この上ないことですね。今後もよく見守っていくようにします。


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