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園便り

~(きみは)できるかなぁ~♫~

2020年09月03日 いつかいち(分園)からの園便り

先月ほぼ連日の猛暑で元気の限界を超え、へたる一歩手前の状況でしたが、ここ数日の秋風情の天候は再び、元気を取り戻せれるはずだったのですが・・・今月は新たな心配の種、台風が波乱要因となりそうですね。そういえば、今月1日から一週間は防災週間。これは関東大震災のあった今月1日と台風の季節とされる時期に「災害の意識を怠らないように」との戒めを込めて制定されているので、意識を今一度、新たにして自然の脅威に備えるようにしていきたいですね。今週末には特別警戒級の台風10号が接近中ですので気をつけていくようにしましょう!!
 
エリック・カール著・まねっこ遊びの絵本「できるかな?」はこどもたちにも大人気。今回は、こどもたちの身の回りの奮闘ぶりをご紹介します。冒頭の写真は、0歳児の給食時の様子。入園当初の”手掴み食べ”から今ではご覧のようにスプーンを使って食べるようになってきました。ただ、まだスプーンで掬って食べる、というより(代わりに掬って上げ)スプーンで口に運ぶ、という段階ですが、お口の中でモグモグと食べる際に広がるにこやかな笑顔は何物にも代えがたい表情で、こちらの気持ちもほんわかとなります。この夏の水遊びで、服の着脱練習をしてきた1歳児は、ご覧のように(ズボンの)右左の識別もしっかりとし、最後の締めの「よいしょっ~」と引き上げるのも上手になっています。
 
給食後のこどもたちのルーティンは”歯磨き”。2歳児は、童謡・”歯をみがきましょ~♪シュッシュッシュ~♫”の歌詞に合わせ、歯ブラシを上下に動かし、歯磨きに取組んでいます。これも6月の”歯と口の健康週間”でみっちりと歯磨き練習をした成果といってもいいかもしれません。最後は、保育スタッフに仕上げ磨きをしてもらって、出来上がり。
 
その後は、みんなの歯ブラシを入れたコップを消毒してもらうために調理室へ運ぶ、お手伝いがはじまります。みんなのコップが落ちないように慎重に運ぶのはお当番制で一人ひとりが頑張って運びます。調理室では、ドアをトントンとノックし、そして「お願いします」と一言を添えることも忘れずにしているのが素晴らしいなぁ~と思います。
 
おもちゃ遊びが終わった後の片付けにも変化が見られるようになってきました。以前だったら、使ったおもちゃを無造作におもちゃ箱にポイっと投げ入れていたものが、今では丁寧に仕舞えるようになってきました。全部片づけ終わったおもちゃ箱は、ご覧のように思わず「よいしょ、よいしょ~」と声が聞こえてきそうな感じで、精一杯の力で持って運ぶというお手伝いもお手のものとなってきています。
 
お昼寝後の(2歳児の)ルーティンは、使用した敷布や掛布代わりのバスタオルやタオルケットを畳んで片付けすることに取組んでいます。グルグル巻きにする子、四隅を合わせ きちんと畳もうとする子と片づけ方も様々ですが、”自分のことは自分で”という考えは浸透し、実践していることが何よりと受け止めています。
 
一方、まだ畳むことがままならない1歳児は保育スタッフに畳んでもらう代わりに畳んでもらった寝具をまとめて入れておくカゴへ運ぶ、お手伝いをしています。また、週末は それらを各自で準備した袋に入れ、持ち帰るのですが、その袋を”えっちらおっちら”と1歳児の分まで頑張って運ぶのをこなしくれているのが2歳児たちです。このように0~2歳児の発達状況は様々なので、みんなが一様に取組むことには限りがありますが、今できることを頑張って取り組んでいることは大変有意義であり、大切なことですので今後も頑張って欲しいと思います。


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