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園便り

~運動会に向けて~

2020年10月01日 いつかいち(本園)からの園便り

今年も残すところ、第4四半期の3ヶ月となりました。今年はコロナにはじまり、コロナに終わる、そして来年も・・・とはならないようにしたいものですね。振り子が左右どちらかに触れすぎた状態は安定しないのは当然のことですから、ここは日々の感染対策を着実に実施し、経済活動も出来る環境を確保していくことが求められているのだと思います。春先以降の自制一方を優先するあまりに、このところ一気に開放感ある方向へと触れようとしているきらいががあるのが気掛かりで・・・シルバーウィクの連休中の人出を”ダンス”とするならば、その結果がそろそろ出揃う来週の感染結果次第ではまた自制を促す”ハンマー”の動きが出て来ないとも限りません。そこに、米国大統領の感染という世界の耳目が注目するニュースが出、今後の世界経済の動向に影響を与えかねないとなると尚、気が重くなります。とにかく、出来ることをきちんとし、乗り切っていくしか手はありませんので頑張っていきましょう!!

今週土曜に運動会を控え、その練習風景をお伝えしたいと思います。先月から「運動会」のことがこどもたちの会話の中でも話題に上がるようになり、心の中で沸々としたものが沸き上がろうとしているんだなぁ~というのが話す表情からも見て取れます。みんなの期待感大、といったところですね。

まずは、運動会で最初に取り組むのが入場行進。各学年が2人1組で縦列となって元気に手を振り、行進していくことを意識して練習しています。その後は、本格的な運動をする前の身体の試運転のような準備として国民的なラジオ体操第一に取組みます。凛々しいラジオ体操の掛け声にみんなの動きも自然としっかりとした動きへと変わり、手先を伸ばすところはサッと伸ばし、腕を曲げる時や膝の屈伸など、変化が絶えません。ですから ラジオ体操が終わる頃には、「全身の筋肉を使うから、身体が痛くなっているのはしっかり頑張って体操した証拠なんだよ!」と大人顔負けの感想まで出てくる始末・・・

その後に、予定されている年少児の”きゃりーぱみゅぱみゅ”の楽曲に合わせ、可愛い手飾りをワンポイントに愛らしい動きが微笑ましいお遊戯が続きます。みんなには多少、テンポが速く、踊り切れるかどうか心配されましたが、それは杞憂でした。いつもの間にが楽曲にも慣れ、動きも俊敏に、愛らしい笑顔や決めポーズも余裕で決めるなど、当日の準備万端の年少児たちです。

さらに、お遊戯は年中児へとバトンタッチされていきます。楽曲は巷で大人気の”鬼滅の刃”を選曲し、頭に”たんじろう”や”ねずこ”のそれぞれの柄のハチマキを巻き、テンポのいい楽曲に合わせ、煌びやかなボンボンの動きもバッチリなお遊戯となっています。こどもたちは大好きな楽曲なので、踊りだけでなく口ずさみながら楽しく踊っている様子もご覧いただけると幸いです。

お遊戯のトリを務めるのは、言うまでもありませが年長児となります。お遊戯の構成としては、旗踊りと隊形移動。上下左右の旗振りだけでも大変ですが、さらに身体の振りが加わり、そこに隊形移動まであるので普通は大変なはず、なのですが・・・保育園生活最後の運動会、という特別な意識が働いているのでしょうか、一つひとつのことを弱音を吐くことなく、みんなで協力しながらチームワークよくこなし、当日を迎えようとしているところが年長児の年長児たる所以といったところでしょうか?風格さえ漂う感じがします!!

ご覧の様子は、こどもたちに大人気な体操教室での鉄棒の練習風景です。実は、今回の運動会で日頃の練習ぶりを見ていただこうと、体操教室の先生に相談したところ、年中児は鉄棒の足抜き回りを、年長児は前まわりを、各月齢クラスの障害物競争の場面に取り入れることにしました。ですから、各月齢児の練習ぶりにも熱がこもったものとなっています。年中児は、腕の力で身体全体を支えるという重圧克服が課題でしたが、練習を重ねていく内に克服し、何とか物にできそうで何よりなのですが、本番は如何に?といったところです。

年長児の前まわりは天と地が逆転する感覚を生まれてはじめて経験する訳ですから、その恐怖心でなかなか前に進むことができませんでした。ただ、そこは集団でみんなで一つのことに向かい、やり切ることが運動会のテーマでもあることから徐々に形になってきたのでホッとしているところです。今回は、コロナ禍で何かと制限の多い運動会となりそうですが、園児たちとそれを側面から支援する保育スタッフの頑張りで何とか当日、みなさんのご期待に沿えるようなものを披露できるのではないかと思っています。どうぞ当日をお楽しみになさって下さい!!


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