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園便り

~いよいよ運動会・本番です!!~

2020年10月06日 いつかいち(本園)からの園便り

コロナ禍がアジアは比較的、安定なのに対し、欧州では再燃の懸念が出てきました。今春の「このコロナ、気になるウィルス、見たこともない新型ですから~♫(某電機メーカーのCMソングより、字余り・・・失礼しました)」と突如として現れ、あっという間に世界を震撼とさせるパンデミックとなり、先行きが見通せない分、随分と恐怖に感じたものですが・・・現在も依然、不明なところが多いものの、罹患しても治癒の確立が高く、治薬もまもなく出回るようなのでここは「手洗い、マスク、思いやり」の出来ることを実践して乗り越えていくようにしましょう!!

今年、コロナ禍で開催が危ぶまれた運動会・・・感染症対策も万全にした上で、開催にこぎつけることができましたので、その様子をお伝えしたいと思います。まずは、いつもとは比較にならない程の広さの大体育館で「3密」を避けての開催にこどもたちはもちろん、保護者の方も期待を胸に膨らませてのスタートとなりました。

(午前の部の未満児クラスの場合と違い)以上児ともなると、不安で涙する子も殆んど皆無で、入場行進の際の両手の振りや姿勢を意識した形で元気よく入場行進が行われ、流石と感じさせるものがありました。あれだけ練習時には猫背の姿勢だったり、おしゃべりに夢中で行進どころではなかったものが、さすが本番に強い現代っ子らしいと言ったら叱られるかもしれませんが、見違えるくらいに立派な入場行進にはじまり、準備体操もしっかりとこなしているのには感心させられました。


まずは、運動会ではずせない定番競技の”かけっこ”からスタート。練習期間に当たる先月は天候不順の日もあり、室外で思うように練習も出来ず仕舞いでしたから心配したのですが・・・童謡の”走るの大好き”効果からでしょうか、はたまた端から”駆ける”のが大好きからなのでしょうか、みんな元気一杯に体育館の床に心地よい響きを立てながら、駆け抜けていく姿には感動ものでした。

かけっこの順番待ちをする子は他の子の走りっぷりを観察し、応援し、自分の番が来るのを静かに待っているようでした。そして、いざ自分の番になると、身体の内のマグマを燃えたぎらせ、普段以上の走りっぷりをみんなが発揮できているようだったので安心しました。


その後は、年中児の障害物競争の様子です。みんなはフラフープの輪抜け、(体操教室で練習中の)マット上の前転と一つひとつを着実にこなしていたのが印象的でしたね。こちらも思い起こせば、当初はマットでの前転はまっすぐに回ることが出来ず、足がついついマットからはみ出すといった、行儀の悪いものでしたが・・・当日は見違える程の出来映えでした。

こちらは前稿でもお伝えした、体操教室で取組んきた鉄棒の足抜き回りの様子です。多くの保護者の前でも動じることなく、元気に練習通りのことが出来ていたので素晴らしいの一言に尽きますね!

年長児の障害物競争も年中児に負けじと頑張りを見せてくれていました。こちらも体操教室で練習を重ねてきたものですが、当初は(前回りで)「鉄棒が怖い・・・」と涙が出てしまうようなことも今は昔・・・

年中児も年長児も練習を重ね、不安が自信につながり満足のいく演技をお見せ出来るまでになり、最後はご覧のような決めポーズをするまでになってきたのには、こどもたちの努力の賜物と言えますね。


年少児の障害物競走では、リスのお面をかぶり、森の中を探索していくストーリー。川にかかるつり橋を渡り、小高い丘を越え、最後は好物のどんぐりをゲットするというものです。

ここでは、平均台でのバランスをとりながら渡り切ることや跳び箱の高低を意識しながら登り降りするのも苦にせず、頑張ってやり切っていたのが印象的でしたね。


ここからは各月齢のお遊戯の様子を順にお伝えします。まず、年長児は、フラッグの演技を披露しました。フラッグを大きくを動かす事や、笛の合図を聞いて隊形移動したりフラッグを止めたりする事を特に意識しながら練習してきました。 最初は「できない・・・」と気持ちが下がっていた子もいましたが、お友だちと振りのタイミング合わせの練習を重ね、徐々にタイミングが合い、自信を深めていきました。そして、本番は見違える程の素晴らしい出来映えでした。それは、一人ひとりのやり切った、という達成感溢れる笑顔に表れていましたので何よりだったと感じています。

つづきまして、年中児は巷で大流行の楽曲・”鬼滅の刃”に合わせて、ポンポンのお遊戯を披露しました。練習時から、好きが高じて口ずさみ、ノリノリ状態でした。ですから、当日は練習と変わりなく、振りの強弱も意識し、お気に入りの”たんじろう”と”ねずこ”の鉢巻きで気合いも十分に元気なボンボン踊りが披露できたと思います。みんな、本当に頑張ってね~!!

年少児も”きゃりーぱみゅぱみゅ”の楽曲に合わせ、色鮮やかなお花の手飾りをワンポイントに可愛い遊戯を披露できていました。本番は多少緊張したのか、ガチガチ気味の子もいましたが、最後まで頑張って演技を披露していたのは素晴らしいと思います。腕をクルクルする振りや、指差しをする振り、ニッコリ笑顔になる振りなど、とっても可愛いい年少児らしいお遊戯でしたね。


最後の最後は、親子体操が和やかな雰囲気の中、行われました。みんなは緊張がほぐれたのか・・・大好きなお父さんやお母さんを前に楽しくダンスを楽しむ姿が見られました♪親子水入らずでボディタッチ、おしりフリフリにギュ~と抱きしめたりと、親子の絆を確かめるかのような体操でした。ですから、知らず知らずの内に表情がゆるみ、楽しいひとときとなっていました。

運動会を頑張ったみんなには、”よく頑張ったで賞”としてのメダルとお菓子がそれぞれに贈呈されました。「ドキドキだったけど泣かずに頑張った」、「かけっこ1番になった」や「緊張したぁ~」など一人ひとりの感想も様々でしたが、コロナ禍の大変な中、練習を重ねてやり切ったという達成感の表れとなっているようで感心しました。これからもまだまだ油断ができませんが、感染症対策は怠ることなく行事をしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。最後になりますが、当日はお忙しい中、運動会に最後まで参加し温かい応援をしていただきまして心よりお礼申し上げます。誠にありがとうございました!!


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