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園便り

~運動会に向けて

2020年11月11日 ふるいちからの園便り

この時季、すっかりと色づいた木々の葉が目を楽しませてくれた後は、大地を次第に覆っていきます。月日は川の流れのように滔々と流れ、身も縮む寒さで季節の移ろいを実感する日もそう遠くない今日この頃。そんな中、今春以降 世間を震撼とさせている感染症がまた勢いを吹き返し、春先の同じ轍を踏みそうな嫌な感じが漂いはじめました・・・今は”新しい日常”の定着を愚直に実践していくしかありません。マスク、手洗い、うがいに思いやりを忘れずに頑張っていきましょう!!
 
前々稿でもお伝えしました通り、今月末に開催予定の運動会に向けた乳児クラスの練習風景をお伝えします。このクラスは当日、身の回りのケアをしてくれるお兄ちゃんお姉ちゃんたちに「上手っ~」や「すご~い」とやる気がアップする声かけの中、取組んでいるせいか、普段以上にやる気が前面に出ているようです。ですから、ご覧のようにお遊戯や障害物競争も楽しみながら、淡々とこなしているので安心しています。
 
こどもたちとって運動会という晴れ舞台も大事ですが、練習漬けだと気が滅入ってしまうのも事実なのでリフレッシュタイムを設けるようにし、公園での外遊びを楽しんでいます。いつもの引率係の4&5歳児に代わり、今回は3歳児が初参戦(?)。この月齢児が2階に上がった際に他の月齢児に面倒を見てもらったように今度は3歳児たちがその役目をきちんと果たしていくのを目の当たりにすると成長したなぁ~と惚れ惚れとさせられます。公園では、今度は3歳児のかけっこの練習が始まります。それを傍で見、みんなは「いつか自分も・・・」と思っているような視線を送っているようで、今後の成長が楽しみな限りとなっています。

 
今回の運動会も昨年度同様に”(こどもたち)みんなde手づくり”がテーマとなっていることからプログラムも乳児から幼児クラスまでそれぞれが手作りを目指します。ただ、そうは言っても乳児クラスは出来ることと出来ないことで言うと、後者の方が大部分を占めるのが実態です。そこで、幼児クラスの手助けを受けながらの作成となるのですが、プログラムの表紙部分の飾りつけなどの細かい作業を一手に引き受けるのは兄ちゃん&お姉ちゃんとなります。でも、たまに「あっ~~、まちがっちゃったぁ~」というご愛嬌の言葉も飛び交いますが、これもそれも人のために何かをするという奉仕の心を育む上で大変大切なことなので、お昼寝の手伝いなども含めた行動から、心優しい、思いやりのある子に育っていって欲しいなぁ~と願っています。
 
ところで、園では就学前準備として5歳児の”読み”と”書き”の実践の一環から毎週木曜日、書道教室が開催しています。”来年は自分たち”という自覚と準備のために、4歳児が取組んでいるのが”硬筆遊び”です。一人ひとりが書く時の姿勢、鉛筆の持ち方、筆圧や鉛筆の運び方などに慣れるためになぞり描き遊びをしています。今まで無意識の線描きから線書きへと移行していくために、手本の線からはみ出さないように鉛筆のスピード、ずっ~と書き続けるのではなく止めるところや跳ねるところといったこともこの練習で少しは体得できるといいなぁ~と思います。来年度に向け、頑張れっ~!!


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