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園便り

~秋たけなわ、見頃の紅葉にうっとり~

2020年11月18日 いつかいち(本園)からの園便り

今週は先週と打って変わり、連日のポカポカ陽気の小春日和。となると、紅葉も見頃を迎える頃だし、Go to キャンペーン利用で遠出でもして、日頃の疲れを癒しに”非日常”なんかを味わいたいなぁ~という衝動にかられますが・・・ただ、ここ最近のコロナ感染症拡大の勢いは止まることを知らず、そんな気持ちに冷や水を浴びせる猛威となっています。しかも、今回は(家庭内感染が大半を占めるという)感染経路の不明な点が多いことや重症化しやすい高齢者の感染者が多く、このままの状態が続くと医療現場の逼迫化から大変な事態になるのは火を見るよりも明らかなのが心配の種です。ここは東京都の小池知事の”5つの小”なんかも参考にしながら、今は自分の身は自分で守る、という気概と実践が重要ですね。来週からまた、寒さが本格化するようですから、防寒と感染症予防に引き続き、気を緩めることなく取り組んでいくようにし、元気に年末年始を迎えられるようにしましょう!!

 
さて行楽地でなくとも、みんなのプレイグランドの公園でも暮秋の景色を十分、堪能できるようになってきました。例えば、今月初めまでは緑色の円錐形だったのが、いつの間にか黄色に姿を変えつつある銀杏。よ~く目を凝らして見ると、葉のところどころに緑から黄色に染まり切れていない状態の葉を目にすると改めて季節の移ろいを肌で感じることになります。春の代名詞の桜の葉の赤や黄や緑などのグラデーションは、春の花に負けないくらいに魅力的だし、木々の枝によ~く目を向けてみると固くとじた蕾が来春のその時を待ちわびているのが分かります。今回は公園での遊びの様子をお伝えします。
 

公園での遊具には、ブランコ、すべり台、鉄棒、ジャングルジムに砂場等、いろいろあります。そんな中でも、月齢にかかわらず人気なのがご覧の砂場ではないでしょうか?ただ、心無いペット愛好家がお散歩で砂場に排泄させるということから不衛生な場所という位置づけでなかなか大手を振って遊ぶことはできませんでした。しかし、最近はそんなこともなくなり、みんなが安心してスコップ片手にバケツにせっせと砂を入れたり、型はめ具に砂を詰めてフルーツや野菜を作ったり、はたまたお山づくりをしたりと遊び方は無限大に広がり、楽しんでいます。

 
人気度ランキング第2位はブランコかな?!ブランコでは「順番代わってねぇ~?」に「いいよ~!」とコミュニケーションを交わしながら、仲良く遊べるのも以上児ならではでしょうか?少し前までの「背中、押してぇ~」の甘ん坊一点張りから今は両足を上下に揺らし、自分でブランコを自由自在に座り漕ぎができようになってきました。これからはさらに難易度が上がり、立ち漕ぎにも挑戦する勢いで元気に遊んでいるのが何よりと感じています。
 
人気度ランキング第3位は同率ですべり台とジャングルジムなのですが、今回はジャングルジムの様子をお伝えします。最初は何処から手をつけていいのか分からない代物だったのですが、登りを覚えるまでは迷路感覚で地べたを行ったり来たりの遊びからスタート。その後は、高所恐怖症と戦いながら、一つひとつ登っていき、最終的にはジャングルジムの天辺を制覇し、思わず「やっほぉ~」と叫ぶ姿が見られるようになってきたのも一つの成長の証ですね。
 
その他にも、こどもたちの最近のお気に入りが”なわとび遊び”があります。まだ縄跳びを自在に飛ぶことのできる月齢は年中&年長児と限られてきますが、縄跳びを使った見立て遊びで色んな遊びが展開されています。例えば、年少児は縄跳びで電車を再現し、「今日は◯◯くんが車掌さんで~す」となると「では、出発進行!」と電車ごっこがはじまります。そこは、こどもたちなりに工夫がなされ公園内にあるベンチや木々を停留所に見立てて「つぎ、停まりま~す!」と楽しい会話が飛び交い、賑やかで楽しいごっこ遊びが展開されています。
 

一方、年中&年長児は以前、体操教室で習った縄跳びの記憶を辿るようにお友だち同士で「何回、跳べるかね?」と試し試しの縄跳びチャレンジがそこかしこで行われています。自分で縄を回す速度だったり、跳ぶタイミングだったりときちんと跳ぶまでの道程は決して平たんではないようですが、みんなの興味関心の方が強いので頑張って取組み、自分の思いを形にできるように頑張る姿が傍で見ていて逞しいなぁ~と感じます。
 
そして、繊細でセンチメンタルな女の子チームは公園内の木々の葉の色づきや舞い落ちた葉を拾い集め、自然の移り変わりに感じ入っています。木々の木陰で葉っぱを拾い集めていると、時より吹き抜ける風に誘われるように木々の葉がヒラヒラと舞い落ちる場面に遭遇すると、「わぁ~、きれいっ~、葉っぱの雨じゃねぇ~」と感傷にひたることもしばしばです。
 

この季節ならではの自然とのふれあいや関わりを大切しながら、こどもたちの感性にさらに磨きが加わることを大いに期待しています。これから乾燥し、寒さも本格化していきますが、体調管理を十二分に配慮しながら元気に楽しく過ごしていけるようにしていきますのでよろしくお願いします。


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