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園便り

~サポにゃんって何者?!~

2020年11月25日 いつかいち(分園)からの園便り

季節外れのポカポカの小春日和は先週限りだったようで今週に入り、本来の寒さが戻ってきました。と同時に、例の感染症の脅威がじわじわと顕著になってきているのが気掛かりですね。もう一方のインフエンザの感染は春先からの予防策が効き見る影もない形で推移しているのが朗報といえば朗報でしょうか・・・今年も残すところ1ヶ月余り、コロナで開催が危ぶまれた各種スポーツも何とか開催に漕ぎつけ、ファンを楽しませくれたのは何よりでした。今年は(当地に限って言えば・・・)スポーツ事情は芳しい結果だったとは言えませんので、来期は輝かしい成果を収められるように奮起してもらいたいです。それがきっと地域が盛り上がる活力となることでしょう。頑張れっ~!!

 
今回は先日、園で実施された交通教室の様子をお伝えします。まずは、園内に見知らぬ怪しげな不審者対策から実施しました。といいたいところですが、現れたのは見るからに愛らしさが漂う着ぐるみのサポにゃんでしたが、人見知りの子にとっては外見は関係ないようで突然の出現に大粒の涙で入室に抵抗していました。保育スタッフは不審者対策としての机や椅子などを活用した侵入阻止の仕方や通報訓練でいざという時のための対処法を学ぶ機会となりました。
 
こちらの着ぐるみにはちょっとした仕掛けがあるのですが、窓越しの時と入室後のサポにゃんの変化にお気づきでしょうか?そうです、入室前は緊張感で”しゅん”とした状態だったのが入室許可を受け気持ちが大きくなったのか、ご覧のようにプクプクの状態に・・・こちらはエアー着ぐるみだったようで、保育室中程に進む頃にはご覧のようなパンパン状態になり、おかげで進むのも難儀のようでしたが、おまわりさんと所定の位置に付くと交通安全教室のはじまり、はじまりとなりました。
 
園内に設置された模擬信号機ですが、定期的に赤、黄そして青色と3色に順に変るように設定されています。こどもたちはその信号の意味を勉強し、赤=止まれ、黄色=一旦停止&注意、そして青=進めを学びました。しかし、こどもたちは素直に見た信号の”青”は”緑色”なので青と説明されても「はい、そうですか?!」とはいかないようでしたが、ここは便宜的に「青」と理解してもらい、いよいよ横断歩道の横断の練習へと移っていくことになりました。
  
信号機の青を確認後、まずは右左右と左右の確認をし、ご覧のようにみんなは頑張って横断練習に励むことになりました。ここでおまわりさんから左右の確認に加え、交差点では左折車の巻き込み事故が多発していることから後方も是非、確認してほしいとのワンポイントアドバイスがありました。こちらは保護者の方にも交通事故に遭わないためにも必要なことなので横断の際には心掛けてほしいと思いますのでよろしくお願いします。
 
その後、みんなで公園遊びに出掛ける際に交通安全教室で学んだことを早速、実践する場がありました。みんなは道中、いつものように「飛行機見つけた~」や「赤いお花があったよ」と周りへの興味関心が旺盛で楽しい会話を交わしながら公園を目指しました。そして、道路横断の際には(青色)信号に左右への視認で安全を確認してから手をピッと挙げ横断をしていきました。これには、習ったことがきちんと実践できていて流石と感心させられました。
 
公園では、秋真っ盛りで色鮮やに染まった葉が地面を色とりどりに敷きつめらる情景が広がっていました。それはこどもたちの目の鑑賞だけに止まらず、きれいな葉っぱ絨毯に足を踏み入れてカサカサと何とも言えぬ音がする広場で暫し楽しんでいました。
 
こどもたちの自然遊びはそれだけでなく、スイーツのトッピングに彩り鮮やかな葉っぱを添え、お客さん役のお友だちに「はい、どうぞっ~」とサービスしていました。このように自然とのふれあいの中で、こどもたちなりに何かを感じ、それを取り入れ、想像物にしたりと遊びの展開は無限のようですね。これからも交通安全には十分気をつけながら、自然学習で集中力を養い、想像を働かせ、創造の世界を広げていってほしいと願っています。


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