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園便り

~いらっしゃい、いらっしゃいっ!!~

2020年12月02日 いつかいち(分園)からの園便り

季節は冬ですが、このところの日の入りは”秋の日はつるべ落とし”の形容がぴったり。園のお迎えが集中する午後5時頃には夕暮れとなり、辺りがほんのり薄暗さに包まれるようになってきました。日の入りが早く、西高東低の冬型の気圧配置は夜間の放射冷却を促し、日々身震いするような寒さが日常化する冬到来となりますね。早朝、吐く息が白く染まるのも間近といったところでしょうか?今月は旧暦の師走・・・いつもと変わらない1ヶ月のはずなのに、一年最後の月ということで特別感があり、語源的にもそれが包含されている感じがします。今年はコロナで年末年始もただならぬものとなりそうですが、ここは浮足立たず、出来ることをきちんし、し忘れのないようにして平穏に過ごしていけるようにしたいですね。頑張りましょう!!
 
今回は、今までの手作りおもちゃの輪投げ、魚釣りにアイスクリームやとうもろこしなどを持ち寄り、園のプレイルームが賑やかな露店に早変わりし、お店屋ごっこをした様子をお伝えします。当園のお兄ちゃん&お姉ちゃんとしての存在感たっぷりの2歳児と0&1歳児のグループで各店回りして遊びました。

 
まずは、めいめい腰掛けて「どこ、行こかね?」と作戦会議・・・みんなは最終的には案内板からどの露店にするか決め、お目立てのお店に行き、肩からかけたアンパンマン・ポシェットに一杯に詰めこもうとしています。
 
ご覧のさかな釣りは以前にもお伝えしたことがありますが、その要領も頭に入っていたようで難なく狙った獲物(?)の魚をゲットしていました。ですから、あちらこちらから「◯◯、ゲットしたどぉ~(?)」と言ったか言わなかったは別にして盛り上がっていたのは間違いなかったようです。0歳児は、間近で魚の品定めをし、「これっ~」と手を伸ばしてゲットしていました。
 
事前の「お客さん、お客さん、くれぐれも赤線はまたがないようにして下さいね!」の注意もむなしく、こどもたちは輪投げに夢中になり、是が非でも入れてやるんだという意気込みが気づけば事前注意に勝り、無法状態での輪投げ合戦へと展開していく様となってしまったようです。
 
一方、こちらは少し趣向の違うくじ引きコーナーの場面です。ご覧のように床面に散りばめられたマーカーを踏み締め、慎重に渡り切らないとくじ引きにたどり着けないようになっています。ですから、みんなは抜き足差し足忍び足で忍者のように軽い足取りでくじ引きを目指していました。
 
無事、くじ引きコーナーにたどり着くと、そこにあるのはくじ引き箱。くじ引き箱から伸び出ている紐を引っ張ると色とりどりのメダルがゲットできるというもの、でした。ですから、自分の好きな色のメダルをゲットしようとくじ引き穴を覗き込み、お目当てのメダルをゲットしようと頑張っている、微笑ましい光景が広がっていました。
 
露店回りで遊び疲れたら、ちょっと一息入れたいところですよね。そこで、露店回りの醍醐味の一つ、食べ物屋さん巡りがはじまります。こちらでの一番人気はアイスクリーム屋で5種類のティスト(イチゴ・チョコ・メロン・ソーダ・オレンジ)が楽しめるとあってお好みの味を選び、それぞれカップに詰めて嬉しそうでした。
 
次に、焼きとうもろこし屋ではあらかじめ用意されたとうもろこしを一本、選びんで自分で焼き台の上にとうもろこしをコロコロさせて焼いていきます。所々、焼き台の炎が手にかかりそうなった時には思わず「アッチチ~」と手の平を上下に揺する素振りを見せるなど、さながらとうもろこしを実際に焼いている様子が再現されているようでした。
 
こちらの綿菓子屋コーナーで夢中になって綿菓子づくりに専念する姿が見られます。これはケーキ―の型容器に入れた綿を掻き集め、見た目も美味しそうな綿菓子が出来上がっていました。仕上げは専用の柄入りのビニール袋に詰めて完成となりますが、リアルな見映えでとても満足そうに眺める姿が印象的でした。
 
露店コーナーで外せないのがたこ焼き屋ですよね。こちらでは、先程からたこ焼きピックでたこ焼きをひっくり返す工程が気に入ったようで「キャッ、キャ~」と満面笑みを湛えてたのしむ0歳児をはじめとしてみんなが楽しむ光景が広がっていました。このような手作り露店ごっこ遊びは内容も盛り沢山、何よりも全て手作りでみんなが楽しめたのが何よりと言えます。次回はどんなことがあるか、今から楽しみな限りですね。


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