採用情報

園便り

~12月も折り返し・・・~

2020年12月09日 ふるいちからの園便り

今週は、比較的ポカポカ陽気の小春日和続きで気が緩みそうですが、来週は一転、寒い冬となるそうです。このところの感染症拡大も気になるところですが、急な気温変化は体調不調を招きそうなのでしっかりと感染症予防も含めた体調管理をしていくようにしましょう。もう少ししたら、みんなが楽しみにしているクリスマス、その後は年末年始準備で大忙しとなることでしょう。今年は感染症予防の関係で一定の距離を保つことが必要なので仕事はリモート、食事では個食の小皿化が見受けられます。これは致し方ないところですが、行きすぎて孤職(食)とならないことを望むところです。とにかく、今の窮状を改善する上で必要不可欠ですので頑張って乗り切っていくようにしましょう!!
 
今回は広島県産間伐材を利用した”木のおもちゃ”が広島県が届きましたので、遊んでいる様子をご紹介します。おもちゃの種類は全部で7種類。まずは、”木”のことを紙芝居で学ぶ機会を持ちました。木は人間のように長い年月をかけ大きく成長し、伐採して輪切りすると木の中心から輪が幾重にも広がっていく年輪を刻んでいくことや(森の木々が増えすぎると)間伐といって木の間隔を保ち、森を元気にする必要性を学習しました。その後、こどもたちがまず手に取って遊んだのが馴染み深い積み木でした。
 
木のおもちゃの中、積み木は古くて人気の代表格。遊び方としては、木を一つひとつ積み重ねていき、いろんな形に仕上げていくというものですが、一人ひとりのこどもたちの頭の中の積み上げ方や形は様々ですから、遊び方は様々。でも、一番の人気はひたすら高く積み上げ、慎重に高くしていくというもの。最後の方は、積み上げた木々のバランスなどを気にしながら、恐る恐る載せる、スリリングなところも人気の秘訣と言えるかもしれません。
 
一方、こちらでみんなが興奮気味に群がり、盛り上がっているのがスロープ遊び。通常、スロープを転がり落ちるのはボール系のものが多い中、こちらはみんなの大好きな車とあって余計に盛り上がりを見せていました。また、もう一つはからくり・おもちゃの人形すべり。こちらは定番のお猿さんではなく、人間を模した人形で、左右の引っ掛かり棒へ移動しながら徐々に落ちていく様子を見つめるまなざしは真剣そのもので熱いものすら感じます。まさにSimple is best!ですね。
 
話は変わり、こちらは(2歳児の)カレンダー制作の模様となります。来年の干支の牛や背景の空づくりに取組みました。あらかじめ型抜きした牛にクレヨンで描き描きタイム。みんなは思い思いにクレヨンを軽快に走らせていました。また、空を見上げて空は何色かなぁ~と思い起こしながら、「青!」と絵の具筆でダイナミックに色付けをしていきました。さぁ~て、出来上がりはどうでしょうか、お楽しみに!!
 
保育園横の駐車スペースで暫しの外気浴がてら、遊んでいるのは0&1歳児たち。ファンス際に自生している植物の大きな紅葉した落葉を手に取って眺めたり、お互いに何か感想を述べるかのように言葉を交わしている様子が微笑ましいです。また、運動会を思い出したかのようなかけっこをし、給食前のいい運動を重ねていました。
 
最後に、こどもたちの命を守る仕事でもある保育の中で、緊急事態に備えた救急救命活動は欠かせないものです。ただ、生半可な知識やスキルは助けになりませんので毎年、安佐南消防署の救急救命士の方に来ていただき、心肺蘇生法やAEDの使用方法を再確認し、実践できるように学習しています。今回も一人ひとりが救急救命士の方の指導を真剣に聞き入り、実践に繋がる実習の機会を得ることができました。当日は、ご多用の中、貴重な時間を割いていただきまして改めてお礼申し上げます。誠にありがとうございました。


2017年以前の園便り

©2017 TIC inc.当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。