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園便り

~ただ、跳ぶだけじゃ~ないよぉ~

2020年12月26日 いつかいち(本園)からの園便り

世はまさに師走一色に染まろうとしている中、どうにもこうにも合点がいかないことが永田町で展開されていますね。「また~!?」と白けムードの一方、こんな茶番劇がこともあろうに国権の最高機関で何度となく展開されるとは・・・厭きれ返ってしまいますね。将来を担うこどもたちの目にこの光景だけはさらしたくない思いで一杯の方も多いはず・・・政は”清濁併せ吞む”なんてことは言いますが、ここは是非、正義を全うする潔さは失わないでほしいものです!!

 
今回は、”縄あそび”という新展開の体操教室の様子をお伝えします。こちらは各月齢毎に取組内容が違いますので、それぞれの様子を順を追ってご紹介していきたいと思います。まずは、年少クラスからですが、縄跳び縄をご覧のように丸い形にしていくのですが・・・
 

床の上に縄跳び縄の片方を持ち、慎重に動かしていき、丸い形を作ろとしていきます。しかし、円形にするには多少、コツがいるようで思うように形作るのには手間取っているようでした。ようやく床の上に縄の輪っかが並ぶように配列できると、みんなで輪から輪へとピョン、ピョンと跳んで移動する”JUMP運動”で汗を流すことにしました。

 
その後は、縄を結んだ大縄跳びのような遊びに転じていくのですが、自分の背丈以上の長さの縄を自在に扱うのは簡単ではなく、縄に遊ばれている感は否めませんが、それはそれで楽しむ様子が広がっていました。
 
次は、縄跳び縄を半分にした状態にし、後手で持ち、尻尾遊びに展開していきました。みんなは腰をフリフリ、尻尾の縄もブ~ラン、ブ~ランして楽しんでいました。みんなはお互いにその様子を見せ合いながら、その振りの様子を楽しみながら、自分の振りに磨きをかけるようにフリフリして楽しむ光景が広がっていました。

 

最後は、今回楽しんだ縄跳びの片付けタイムへと移っていきます。いつもなら手で片付けようとするところを今日は”足”でやってねぇ~と注文をつけられました。みんなは怪訝そうな表情で「えっ、足で、どういうこと?」と疑問も同時に頭に上ってきました。ということで、先生からヒントが与えられて「あっ、そうかっ」とばかりに片方の足の指で縄を掴み、もう片一方の足でけんけん跳びで運ぶことにチャレンジしました。このように遊び感覚で運動機能の開拓が進められるのはなかなかですし、頑張ってほしいなぁ~と思います。

 
次は、年中児の縄跳び遊びのご紹介です。ご覧のように、床に縄で輪っかを作るところまでは一緒なのですが、こちらは一人ひとりに当てが割れます。そして、先生の笛の合図で縄の周りをグルグル回り、再度の合図で輪っかの中に入って静止するもの。もし、誤って輪の中に入り忘れると、先生に拿捕(?)されるというゲーム性が受け、好評でした。
 

次に取り組んだのが、ご覧のように折りたたんだ縄を両手で握り、頭の上から足の下へグル~と回して遊ぶものです。こちらも簡単にできるようでなかなかテクニックがいるので工夫しながら取組んでいる姿が印象的でした。

 

そして、いよいよ縄を回して跳ぶ事に挑戦してみました。まずは、先生から縄の持ち方を「縄をロケットの形にして持つんだよ!」と教えてもらい、みんなは両手を上に持ち上げた状態で縄を握り、いざ縄跳びの開始となります。ただ縄を回すタイミングや加減など、調整しなけらばならないことも多々あり、簡単ではありません。当然のことながら、みんなは一様に「できんっ~」と困り顔でしたが、何度か試みていく内に要領を得た子も見受けられるようになってきました。さすが、順応性高き年中児、といったところでしょうか?!
 
最後のトリを務めるのが年長児たち。まずは縄de頭の体操からスタート。床に縄で色んな形を形作っていくというもの。こちらも簡単なようで簡単にはいかずで頭をひねりながら、思いの形を一所懸命に表現しようと頑張っていました。その後は、いよいよ縄跳び本番となります。こちらは公園で何度か遊びで取組んだことがあり、順調かなと思いきや苦労しているところも見受けられました。
 
ただ、こちらは要領を得るのも時間がそんなにかかることなく、何とか形が出来るようになっていました。多分、一人で取組むとなかなか上手くいかないこともみんなでやることで自分にはないところを見つけ、出来るようになる、というのは集団活動の利点ですね。これからもみんながお互いにいい刺激をもらいながら、一歩ずつ前に進めるようになってくれるといいなぁ~と願っています。

 
最後は、しっぽ取りゲームで盛り上がろうとばかりに縄跳び縄の結びから取組みました。先生より「束ねた縄の端ををくるっと重ねて“うさぎの顔”を作るんだよ」と言われ、先生のやり取りもマジマジと観察して結びを仕上げていきました。そして、縄の部分をズボンの中に入れ、かわいい白色の尻尾の出来上がり。ただ、縄の引っ掛かりが十分とは言えず、自分の意図に反し走り回っているとポロッと床に落ちてしまう始末・・・こちらの遊びは、みんなにも馴染みのある人気の遊びなので、室内を走り回り、額にジワっと汗が滲み出るくらいにの運動に満足顔のみんなでした。各クラスとも縄跳びという新ジャンルにこれからはまりそうな予感がした体操教室となっていました。次回も楽しみです!!


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