園便り

~習字はサラサラっとね!!~

2021年01月13日 いつかいち(本園)からの園便り

昨春来から続く新種のウィルスとの戦いは夏場にかけ一旦は収まるかに見えたのですが・・・ちょっとした油断から秋口からまた拡大傾向になり、暮れ近くには(変異種も加わって)新たな暗雲が漂い、さらなる悪天候が続きそうな気配となっています。特効薬のワクチン接種も始まろうとしていますが、はてさて効果の程は?このウィルスの怖さは感染しても無症状で知らず知らずの内に感染拡大に繋がっていることも一因のようなので、ここはまず人との接触機会を減らし、マスクや手洗いなどで自己予防を図り、乗り切っていくことが求められています。とにかく、みんなで前を向き、頑張っていきましょう!!

当園では、年長児が「読み・書き」学習の一環で習字教室(硬筆)を受講し、ひらがなの勉強をしています。ただ、鉛筆では毛筆とは違い、字の”とめ”、”はね”や”はらい”といったことが実感しづらく、線描きの延長線上といってもいいかもしれません。それは一頃と比べ、こどもたちの握力の低下傾向からも影響を受けているように感じます。(以前は2Bだったのが、今や5B が標準らしいというのも驚きです)そこで、年初めに書き初めをするのに合わせて、毛筆で今年の干支を書く習字教室を開催することにしています。今回はその様子をお伝えします。


当日、保育スタッフが毛筆や硯などの習字道具の準備をしていると目ざとい子はすかさず「お正月にお家で習字をしたよ~」と自慢気だっり、「えっ、それ何?」と不思議そうに覗き見たりとさまざまでした。ただ、みんなは一様に興味を示しているのは確かなのですが、いざ書くとなると普段とは(半紙や文鎮なども含め)様子が違うので戸惑いを示しているようでした。

そこで、習字教室の先生の手ほどきからスタートです。みんなは左端に先生の達筆の手本を見ながら、先生が背後からみんなの筆運びを誘導してくれ、(干支の”うし”)字のとめやはらいなどを体験しました。ある子が硯の墨汁に筆を浸し、字を書こうとすると何やら嗅いだことのない匂いに「なんか変な匂いがする~・・・」と素朴な感想を口にしながらも、毛筆のサラサラと流れる字体に惚れ惚れしているような感じでした。

その後は、いよいよ自分で毛筆で今年の干支・”うし”を書くことにしました。ただ、まだ慣れないので墨汁の加減や筆先を整えるのに苦労しているようでしたが、真剣な眼差しで毛筆を半紙に力強く走らせていました。当初のクニョクニョの字体も次第にそれらしく書けるようになり、最後にはご覧のような毛筆作品に仕上げていきました。最後に、みんなは日頃、ひらがな練習の成果で馴染んできているからでしょうか、自分の名前をきちんと書き添え、字の上達ならびに今年がいい年になるようにと祈願しているようでした。これからも習字教室、頑張っていこうね!!


2017年以前の園便り