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園便り

~雪やこんこ、あられやこんこ♫~

2021年01月13日 ふるいちからの園便り

先の見えない暗い感染症トンネルからなかなか抜け出せないばかりか、底なし沼に足を踏み入れたようにどんどん泥濘にはまり、抜け出せなくなってしまうんじゃないかと不安に駆られる日々が続いています。昨春に続き、今年初めに2回目の緊急事態宣言が11都府県に発令され、当市も準じた扱いでこの難局を乗り切ろうとしています。昨春からずっ~と目の上のたんこぶ状態で「正直、いい加減してくれんかいのぉ~」と愚痴の一つや二つ、言わずにはいられないのですが、それは決して解決には結びつかない訳で、ここは一人ひとりが(マスクや手洗いや接触機会の低減)基本的な感染予防を着実に実行していき、解決していくしかないですね。とにかく、愚直に頑張っていきましょう!!
 
年末年始の寒波襲来はご存知の通りですが、雪が舞い、降り積もるというニューイヤープレゼントが年明け早々、こどもたちに届きました。朝から「うわ~、雪よ!」、「見てっ~、こっちにたくさん積もっとる」や「冷た~い!」と超ひさびさの雪に興奮が隠せない様子。まずは、みんなで雪をかき集め、雪だるまづくりに挑戦しました。こどもたちの素手はみるみるうちに冷たさで真っ赤ですが、楽しさが勝っているのかへっちゃらのよう。中には、雪の凍結したところを見つけ、「ここ、ツルツルよぉ~」と冬ならではの貴重な体験を楽しんでいました。
 
それは自分たちだけで楽しむのはもったいないとばかりに、室内の(0&1歳の)乳児たちにもとばかりに粋で心優しい計らいで”雪のプレゼント”をしていました。そうとは知らない乳児たちはおままごと遊びに熱中していたところに、突如お皿に見たこともない雪が盛られて吃驚・・・でも、怖いもの知らずの面々はすぐさま近寄り興味津々で指でツンツンし、「ちゅーたい(冷たい)」と大喜びという、微笑ましいシーンもありました。
 
ここで0&1歳児の様子の紹介次いでにお絵描きの様子もお伝えします。この月齢はただひたすらザッ~となぐり描きするパターンが多いものですが、そこに何やら思いが込められるようになったようで時折、(描いたものを)”アンパンマン!”と教えてくれるようになったのは素敵な変化だと感じています。また、体操教室では他の月齢の子の動きを見ていたからでしょうか、みんなdeお片付けをしてくれるようになってきているのも元気にたくましく成長してきている証だと頼もしく感じています。
 
一方、年々小児でもう少しで年少に一歩、足を踏み入れようとする2歳児は活動面で、その準備に怠りはないようです。まずは、いつものクレパスや色鉛筆から絵の具による色付け遊びに挑戦したり、ハサミもまだまだぎこちないところはありますが、チョキチョキと手先を使って頑張っています。また、コロコロローラー遊びも今では一人で転がしながら制作活動ができるまでになってきているのでこれからの伸びしろがますます楽しみな限りです。
 
その上の年少児が取組んでいるのが、堅くて頑丈なイメージの段ボール遊びの様子。こちらは一旦、水に浸してフニャフニャ状態にし、そのまま持ち上げたら破れそうなものを慎重に持ち、上下の紙を剥がしていきました。それで終わりでなく、それを一旦、乾かして色付けをしていくという制作をしました。この一連の制作工程は、こどもたちにとって新鮮だったようで色づけはいつにもまして大事に、細やかな色づけをしていたのが印象的でした。

 
<行事食> おやつ: 七草がゆ
今月の給食だよりでもお伝えしましたように、今月7日は”七草粥の日”ということでおやつに供されることとなりました。ただ、こどもたちには”七草粥って何”なので、年長児が園児代表で料理スタッフに尋ねることにしました。まずは、七草の一つひとつを見せてもらい、それらはみんなが”一年間元気に過ごせますように”とのパワーを秘めていることを教わりました。
中には、見た目はまさに大根なのに「えっ、これって、すずしろっていうんだぁ~?」と目を白黒させる場面もありましたが・・・いよいよ実食の場面となると、年長児たちは下の子に諭すように「これは春の七草でできとるんよぉ~」と説明ともつかぬ言いっぷりで春の野菜の元気を取り込んでいたのが微笑ましく映っていました。どうぞみんなが楽しく元気で一年、過ごせますように!!


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