園便り

~楽しいフリフリ!!~

2021年01月20日 いつかいち(分園)からの園便り

今月20日は二十四節気の一番最後の大寒で、来月3日の一番目の立春へとリレーされ、季節が移り替わっていきますね。この時季、寒さに強いウィルスに悩まされる日々ですが・・・厳しい寒さで冷たい水は雑菌が繁殖しづらく(食物が)長期間腐らないことから清らかで霊力もあると考えられてきました。ですから、たまに見かける”寒仕込み(の味噌やお酒)”はじっくり発酵するので味に深みが増し、重宝がられることになっています。そんな寒さの中、こどもたちは「そんなの関係ねぇ~」とばかりに元気に外遊びをし、逞しい心身を育み大きくなっていくことでしょうから楽しみな限りです。
 
今日は、こどもたちに好評なクッキング教室の様子をお伝えします。昨春以降、感染症拡大予防の観点から食材に直接触ったりすることを避け、別の形式で食材に馴染むようにしてきました。今回のテーマはずばり”ポップコーン”。まずは、ポップコーン用に準備したフリップでミニ勉強会のはじまり、はじまり。調理スタッフが「ポップコーンって知ってる?」や「何でできてると思う?」と矢継ぎ早に質問が飛び、こどもたちがチンプンカンプンの様子の時にお手製のフリップが大活躍。こどもたちも「ははぁ~ん」と頷くこと暫しの展開となっていました。
 
ポップコーンの正体がとうもろこしだと判明し、その次の疑問は”あのトウモロコシの黄色の種がどうやったら姿形が全く違う代物”になるかということ、でした。こちらはトウモロコシを入れたフライパンを火にかけ、揺すっていくと(熱を帯びた)種が次第に弾けた結果がそうなると説明を受けました。実際の調理風景を見ることは叶いませんでしたが、こどもたちなりに理解をしてくれたようです。
 
トウモロコシの入ったビニール袋には味付け用の何か粉末が入っていました。それは、ほのかに香る匂いから「カレー?」と連想できました。みんなはビニール袋を目の前にはやる気持ちを抑えるのに一杯一杯のようで調理スタッフの合図前に早くもフリフリをはじめる子がいたりと、ポップコーンの味付けを遊び感覚で進めていきました。
 
お友だちの中には、フリフリと楽しみながらも時折、出来映えを確認する几帳面さを見せる場面もありました。そして、「まだ十分じゃないようだな」と判断するや否や、職人気質さながら念入りにフリフリをし続けていましたよ。はてさて、出来映えは如何に?
 
いよいよ実食タイムとなりました。ポップコーンを一つ口に放り込み、勢いよく噛むとカリッと歯切れよい音と共に香ばしいカレー風味が鼻腔を刺激するように広がっていき、思わず「美味しいっ!」の笑顔があちらこちらに広がっていました。中には、食べる楽しみとは別に出来上がったポップコーン一つひとつの形から「タコみたいっ~」と新鮮な発見があったように喜びながら食べていました。これも食べる上での楽しみの一つですね。
 
話は変わり、新年に歳神さまをお迎えする元旦から1月3日までの三が日を「大正月」というのに対し、15日の「小正月」は豊作の祈願や家内の安全の祈願など、個人的な行事がメインで悪霊払いや無病息災の風習が行わることとなっています。今回は、小豆の赤色には邪気を祓う力があるとされますので、小豆粥ならぬ小豆の入ったおはぎでみんなの今年一年の健康祈願がてら、食することにしました。これで七草粥と合せ、みんなの元気の源を取り入れたことになりますので、コロナに負けない元気な一年となりますように!!
【編集後記】
いつも園だよりにお読みいただきまして誠にありがとうございます。本稿は現在、各園毎に毎週、前週にあったことを中心に園の出来事をお伝えするようにしておりますが、来週以降につきましては各園の輪番体制で掲載するようにしたいと思っております。ですから、園の様子を毎週楽しみにされていらっしゃる保護者の方々のご意向に沿わない部分が出てくるかもしれませんが、その分掲載内容も充実した形で引き続き、お伝えしていきたいと思っていますのでよろしくお願い申し上げます。


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