園便り

~キンカン塗ってぇ♫は、間違いの巻~

2021年01月27日 いつかいち(本園)からの園便り

2020年の初っ端、1月は「く」であっという間に過ぎ去ろうとし、次に「げる」の2月へとバトンタッチ。そんな中、昨年末近くから徐々に存在感を増し、あれよあれよという間に世間を不安に陥れる形で出現したコロナ大魔王・・・みんなの年末年始の辛抱で存在感が若干、薄まりつつある中、コロナ大魔王が引き連れて来た友達の存在が新たな心配の種になろうとしています。こちらに対しても引き続き、一人ひとりの意識と行動で退散できるようにしていきたいですね。季節は日の入り時間が段々と延びており、寒暖差を繰り返しながら春本番を迎えようとしています。明けない夜はないので頑張りましょう!!
 
今回は年少児の”キンカンdeカップケーキ”づくりをした様子をお伝えします。昔、”きんかん塗って、また塗ってぇ~”でお馴染みのテレビコマーシャルソングが頭の中を駆け巡り勘違いしそうですが、こちらは虫刺され用に液体外用薬で全くの別物。今回のキンカンは、旬を迎えるビタミンCたっぷりの小さな蜜柑のような柑橘系果実で、風邪などの予防にいいそうです。ただ、みんなにはあまり馴染みがなく、まずは先週に生のキンカンを給食で試食。みんなの反応は恐る恐るではありますが、口に運んでくれていました。その感想は、総じて甘いけど(皮の部分が)酸っぱい、でした。普通なら「何、これ?」と馴染みの薄いものには警戒感あらわに口に入れてくれることが少ないのに、ちょっと意外な展開でしたが、次週の本番に繋がるものとなりました。
 
今回はキンカンを甘煮したものでトロッとした状態だったので「ゼリーみたい!」や「とろとろしてるよぉ~」と前回との違いをしっかりとした観察眼で言い当てていました。まずは、ボールに入ったホットケーキミックス、卵や豆乳の生地に甘煮し、細かく刻んだキンカンをみんなで順番に混ぜ混ぜしていきました。
 
最初は、全く混ざっていない状況では順調に泡立て器は混ぜ合わせていけるものの、豆乳等の水気を含んでくると思うように搔き回せなくなってきます。担当の子から「固くなってきたよぉ~」や「(生地の色が)変わってきたよぉ~」と混ぜ合わせた生地の微妙な変化を感じとっていました。回りのみんなは、「イチ、ニィ~、イチ、ニィ~」と俄か応援団として声援を送っていました。

 

みんなの頑張りのおかげで”キンカンdeカップケーキ”の生地が完成となりました。みんなの努力で生地からほのかに漂う柑橘系の爽やかな匂いから「いい匂いがするぅ~」と全員一致した感想となっていました。ここで、調理スタッフから豆知識として「このように全部が混ざったものを生地と言います」と聞き、みんなは「へぇ~、そんなんだぁ~」と一つ偉くなったとばかりに自慢顔になっていました。

 

今度は出来上がった生地をカップに分け入れる工程へと移っていくのですが、一つひとつに必ずキンカンが入るように気をつけながら盛らないといけないので慎重かつ真剣なまなざしで取り組んでいました。みんなは、トレーに並ぶカップを目の前にし「今日のおやつ、楽しみ!」とウキウキな表情でおやつを楽しみにしているのが印象的でした。最後に、調理スタッフから「おやつの準備を手伝ってくれてありがとう!」と言ってもらい、照れながらも嬉しそうな年少児たちでした。

 

そして、お昼寝明けには調理室から漂うキンカンのいい匂いにさらにみんなはワクワク感で胸一杯になり「いただきます!」まで待てないといった感じになっていました。今回の料理の主役の年少児には各月齢児から「ありがとう!!」とお礼があり、年少児は改めて(自分たちの調理した生地が美味しそうに焼き上がったのも含めて)喜びを噛みしめていました。                    

 
今回は、前回の生のキンカン試食の機会もあったことから、みんなの食べず嫌い傾向も見られず、逆に生と焼き上がった状態ではどう違うのか、確かめるように好奇心旺盛にカップケーキのおやつを食していました。
 

ご覧のように、あっという間の完食は言うまでもなく、普段とは打って変わり「ワイルドだぜぇ~」の勢いでケーキ丸ごとのかぶりつきを見せる等、今回のキンカンdeカップケーキがみんなに好評だったのは何よりでした。それと、これでみんなの風邪対策は万全といきたいところでもあります・・・


次に、話は変わり節分に向けた鬼のお面づくりの様子をお伝えします。制作に当たり、みんなは「節分会って鬼が来るの?」、「何色の鬼が来るのかなぁ?」や(常連の園児は達観したかのように)「園に来てくれる鬼は怖くないから大丈夫だよぉ」などと節分会への不安と期待の入り混じった話題に終始していました。


年少児は、”(角出しフワフワヘアの)鬼の頭”づくりを楽しく取組みました。まず頭を飾る材料は、折り紙を丸めたものとクルクル状にした毛糸とで飾り付けしていきました。折紙を丸めたり、毛糸をクルクル状で貼り付けるのは難しそうでしたが、みんなはイメージを膨らませ、弱音を吐くことなく最後まで頑張って取り組めていました。

さらに、鬼の特徴的な角飾りへと移っていきます。こちらはマーカーで描き描きするのですが、自分が想像する鬼に近づけるべく色合いも、線引きも工夫していました。一本なのか、二本なのかはどちらでもいいよぉ~としたのですが、みんなの鬼イメージはもっぱら2本角がポピュラーのようでした。

その次は、年中児で”鬼さん帽子”づくりをしました。紙皿に思い思いの色を絵の具でザッ~と塗っていきます。紙皿表面はザラザラ状できっちり、しっかりと塗るのは至難の業ですが、一所懸命に塗っていました。殆んどの子がすき間なく綺麗に塗りつぶす中、あえて塗り残しの白い所を残し、「こっち方が可愛いかなぁ~」とそこにはしっかりとしたイメージの下、制作されているんだぁ~と感心させられました。

鬼の土台に角、目や眉毛のパーツをつけて、鬼さんらしく仕上げていきました。角の装飾は、単色か複色かの違いはありますが、鬼の怖さの象徴として色使いを考えながら色付けしていました。一方、目と眉毛の装飾では、「どんな顔にしようかなぁー」と思案顔になって、結局 怒っているのから笑っているものまでおよそ鬼らしくないイメージのものまで様々。これもそれもこどもたちのイマジネーションですから、良しとしましょう!!

最後の最後は、クルクル状の髪は花紙をクシャと丸めて糊付けして完成となります。こちらはご覧のようにカラフルな色使いでまとめていったので見た目も鮮やかな出来ばえとなっていて、みんなノリノリで記念撮影の写真に収まっていました。

最後のトリをおさめる年長児は、”鬼deキャップ”づくりをしました。まずは、制作前にみんなから鬼づくりのブレーンストーミングをしたのですが、「いろんな鬼が作りたいな~」、「優しい鬼がいいな~」や「強い鬼を作るぞ!」と各人各様な意見が続出し、それぞれが思い描く鬼を作ることにしました。


鬼の目や眉毛は頭の中でイメージした鬼の顔を表現して、自分で画用紙を考えながら切って貼りました。キリッとした眉毛やハート型のかわいい目などとてもユニークな作品に仕上がっています。髪の毛は頭は毛糸で髪に見立て、クルクルと貼っていきました!顔の部分は画用紙をちぎって貼り、土台が見えなくなるまで丁寧に時間をかけて最後まで貼っていましたよ。そして、角の部分は筆を使い、トイレットペーパーの芯に絵の具で色を塗りました。手にたくさん絵の具をつけながら、黙々と色塗りを楽しみました。


これらの各月齢の作品は、来週の節分会(2日)後に持ち帰り予定です。節分会の続きをお家でも引き続き、楽しんでいただき、みんなが現在のコロナ禍をも吹き飛ばし、一年間元気に過ごしていけますことを切に願っております。


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