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園便り

~ドキドキの保育参観&発表会~

2021年03月13日 いつかいち(本園)からの園便り

このところの明るく暖かな陽気は一気に春へのギアを上げることになり、当地で一昨日、全国最速の桜開花宣言がなされました。とはいえ、このまま一直線に春、とはいかないようで時折、”春の嵐”のような急激な天候変化を乗り越え春本番を迎えることになりそうです。また、昨年来のコロナ感染症は全国的には落ち着きつつあるようですが、油断は禁物でリバウンドのリスクと背中合わせであると捉えるのが肝要で、変異種の増勢も報道されており、”新しい日常生活”の定着により体調管理に努めていくようにしましょう!!


今は早、年度末で本来ならば折角の発表会や卒園式には一堂に会して賑やかな会を催していきたいところですが、ここはコロナ禍での開催に工夫を凝らさなければならず、今回ばかりは各月齢毎の分散開催という変則的な形式で実施をしましたので、その様子をお伝えします。コロナの影響で開催すら危ぶまれる感じでしたが、どんな形であれ開催は、というのが念頭にあったのでご覧ように年少クラスはお遊戯を披露しようと、時間を見てはお遊戯練習に取組みはじめました。


当園の発表会は、保育参観も兼ねており、朝の会で取組んでいる右脳開発のフラッシュカードや”声に出して読みたい日本語”の寿限無~など韻を楽しみながら暗唱で日本語遊びに取組んでいる様子も見ていただくようにしています。いつもの朝の会ならば年中&年長児の助けもあるので目立たないのですが、さすがに年少児だけだと恥ずかしさもあって元気さが半減といった感じでしたが、年少児なりに頑張っている姿は流石でした!!


次に発表会では、いよいよお遊戯のお披露目となりますので、一人ひとりが可愛い衣装を身にまとい、心はルンルンで準備万端といったところで本番に臨みます。本番を翌日に控えた前日の予行演習では、「みんな、緊張すると思うけど、失敗しても大丈夫、気にすることない。とにかく、元気にできることを頑張ったら、それでいいんだよぉ~」とみんなに伝え、みんなもそれをある程度、理解してくれたのか、力むことなく当日は演技に入ることができたように感じます。

”いちごのうた”のお遊戯は、ご覧のように可愛いイチゴのお面にピンクとゴールドのポンポンの出で立ちで、軽快な音楽に合う、かわいい振りが見所となっています。そう、「1、2、3~」と数を数えながら指差しをしたり、大きく両手を広げ伸ばしてキラキラする振りなど、みんなが楽しみながら演じることができたのは何よりでした。


一方、”トモダチ”のお遊戯は最初、ご覧のようなスヤスヤと寝ているポーズからスタートするので癒し効果抜群でした。その他には、小指を立ててお約束のポーズや胸の前で腕をウキウキさせたりする大人顔負けの振りは見ているだけでホッコリさせられるものでした。この体験を基に来年度はさらなる飛躍につなげていって欲しいなぁ~と心より願って止みません。

年少児クラスの発表会を終え、入替えで年中児クラスの発表会が続きました。前日まで「発表会、楽しみっ~」と当日が待ちきれないといった待望組もいれば、「うまくできるかなぁ~」とぐっとトーンダウンした組もあり、当日はどうなるんだろうと少々、不安がよぎることもありました。しかし、当日の朝の会の冒頭のディズニー体操の音楽がかかると元気一杯、自然と身体が動く姿が見られ、そんな不安は何処へやらといった感じで会が始まっていきました。

その後は、朝の会へと移っていき、毎月の童謡を歌い、一人ひとりの名前が記されたカードを見ながら、名前が呼ばれたら元気に手を挙げ、返事をしていく出欠点呼が続きます。実は、これも右脳開発の一種でカードの名前を見、自分の名前を絵の一種のように右脳に刻み込み、ひらがなを認識していくという形を取っています。


その後、いよいよお遊戯の披露の番になり、みんなはお着替えの為に調理室へ移動し、衣装を身に着けていきます。年少児と同様に、年中児も2チームに分かれて演技披露するのですが、まずは楽曲の”歩いて帰ろう”組は、ご覧のようなリボン替わりのバンダナに、お花のスカートの出で立ちで臨みました。今回のお遊戯では、横に揺れながら移動する場面に苦戦し、中には一回転してしまう子まで出て来てしまうことも・・・その後、練習を重ね、ようやく動きをマスターし、当日もバッチリでしたね!!さらに、元気一杯に笑顔で「イェイ~~」の掛け声も決まっていて、なかなかの出来映えでしたね。


次にお遊戯を披露したのは楽曲”恋のダイヤル”をバックした組で、曲の冒頭”リンリン~📞”の部分で後姿の男女が交互に振り返るようになっていて、男の子はあくまでも格好よく、女の子はお淑やかに可愛く、を表現するように練習をし、その甲斐が本番で発揮できていたのは素晴らしい限りでした。双方のチームとも練習時の不安を吹き飛ばすような勢いのお遊戯が披露できていたので何よりでした。


そして、この日の最後のトリを務めたのは言うまでもなく年長児たち。普段の時もそうですが、朝の体操、朝の会での唄や右脳開発のフラッシュカードや声に出して読みたい日本語も園では誘導役を一手に引き受けてくれる、頼もしい存在です。ですから、今回の発表会を迎えるに当たり、唯一不安を口にすることなく、逆に「家で録画してもらった様子、見るのが楽しみ!!」なんて豪語する強者もいるくらいでした。

他の月齢児同様の内容をこなす中、いよいよ保育参観の見所へと移っていきます。まずは、一人ひとりの出欠点呼もご覧のように清々しい様子で「ハイっ」と右手をサッと挙げ、元気な返事はお手のものといった感じで次から次へと進んでいきます。その後のフラッシュカードや声に出して読みたい絵本も「吾輩は猫である」といった長文も暗記したものがスラスラと出てきていたので流石だなぁ~と改めて感心させられました。


年長児は他の月齢児とは違い、”アリババと宝の山”という劇遊びを披露しました。劇の練習中に感じたことですが、恥ずかしがり屋さんが多いように見受けられ本番は大丈夫と心配していたものの、そこは”最近の子事情”ということなのでしょうか、本番ではそれは微塵も感じられない、立派な演技を披露していましたね。これをいい糧とし、これからの就学本番の小学校でも本領発揮していけるように頑張っていってほしいと願っております。


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