園便り

~あんなこと、こんなこと、あったでしょう♫~

2021年03月17日 ふるいちからの園便り

このところの春の陽気に誘われ、山々もほんのりと春色に装いを染めはじめていますね。「山笑う」とは言い得て妙です。身近では梅や桜などをはじめ、草花も息を吹き返し「お花が笑った~♫」状態で、何だか心ウキウキしてくる今日この頃となっています。一方、今月は年度末で3月は”る”と言われますが、早いもので今年度も残り僅かとなってきました。忙しなく過ぎ去ろうとしている年度末ですが、一つひとつのことを大事にし、こどもたちにとってかけがえのないひとときとなるように見守っていくようにしたいと思いますのでよろしくお願いします。

 
今回は今年度を振り返りの雑感や生活発表会の様子をお伝えします。人間の一番めざましい成長期にあたる0&1歳児は、今では人前で行うお当番活動もすっかり板につき、一歩先を行く2歳児に追いつけ追い越せとばかりに頑張る姿は微笑ましい限りです。歩行がままならなかったのは今は昔で、お世話になったバギーを横目に今は片手に誘導ロープをしっかりと握り、みんなでよちよち、ふらふらからしっかりとした足取りで外遊びを満喫しているのも何よりと感じています。

 
次に、嫌々期を経た2歳児が、自我の確立からお友だちへの意識が芽生え、一人遊びからみんなで一緒に遊ぶ様子が見られるようになってきました。その一つがあどけない表情がこどもたちに人気の人形・ポポちゃんとかくれんぼう、のごっこ遊びの様子です。みんなは「どこにおるんかねぇ~?」や「ここかね?」と園の至るところをあ~でもない、こ~でもないと探し回ります。そして、晴れてポポちゃんを探し当てると大喜びで「やったぁ~」との歓声が沸き起こります。みんなで協力し、一つのことに役割分担をしながら取組む姿は何とも言えず、頼もしさが感じられます。また、進級が目前なので2階に出張し、見慣れないおもちゃに興味津々で場慣れ準備も着々といったところです。
 
一方、3&4歳児では、乳幼児クラスのケアをする姿が見られ、卒園する5歳児の後継を十二分に担ってくれそうのが心強いところです。これも異年齢保育ならではの光景で、外見だけでなく内面的な成長も引き継ぐ良き伝統が守られていくのはいいことだと思います。また、3歳児の制作場面では、実物を目の前にし、感じたことや自分の創意も加えた制作活動になっていっている感じで今後も見守っていくようにしたいと思います。
 
最後に控えしの5歳児は、新年度の本格的な就学生活に向け、(午睡なしde)生活リズムを整えたり、「読み」「書き」「計算」のワークブックやなぞり書きなどで就学準備を進めています。その後は頭だけでなく、かけっこ、鉄棒、雲梯や縄跳びといった身体機能も鍛える取組みをしています。こんなそんなで就学準備もバッチリ(?)といったところです。
 
また、「字は体を表す」といいますが、「字」の書き方によって、その人の人となりが見えるといいます。綺麗な字で心も美しく。ということで、習いはじめの頃は、集中力も続かず、字というより線の延長線といったものが、書道教室の先生のお力添えもあって今では「字」を書くことに集中し、丁寧にきちんとした字を書く習慣が身についてきた感があります。それは、書く時の姿勢や鉛筆の持ち方にも意識がいくようになったことから実現できることで、これも書道教室の先生の親切丁寧な指導の賜物で、この場をお借りしてお礼申し上げます。
 
ここからは、今月のメインイベントのひな祭りの様子についてです。本来なら一堂に会してニギニギと行うのですが、ここは「3密」回避から以上児と未満児と分散開催の形で実施しました。ご覧のように、会の冒頭に女の子を押しのけて雛人形に群がる男の子チーム・・・会ではひな祭りの由来にはじまり、雛飾りを完成させていくパネルシアターを堪能した後、女の子チームによる楽しいひな祭りを盛り上げる踊りが披露されて楽しむことができました。
 
会の締め括りには、雛あられと(アサヒ飲料のご厚意の)カルピス牛乳を楽しむ、お昼ご飯前のお茶会で一息をつくことにしました。
 
<行事食>
・給 食:菜の花のちらし寿司、さわらの西京焼き、ほうれん草お浸し、かぶのすまし汁、みかん
・おやつ:いちご大福、ひなあられ
 
春らしく旬な食材で色鮮やかに飾られたちらし寿司に「やったぁ~」や「この花、かわいいっ~」と大喜びのみんなは、食欲も旺盛でパクパク、モリモリと食べ進めていました。おやつのいちご大福も好評で「いい匂い」にはじまり、「あっ、やっぱり、いちごじゃん」とこちらも旬の食材スウィーツに「幸せぇ~」と味を噛みしめるように味わい、春の食材パワーを取り入れていました。

 
≪生活発表会≫
~乳幼児の部~
昨年末からの感染拡大で開催自体が危ぶまれた発表会でしたが、ようやく落ち着いてきたことから月齢毎の分散開催形式で実施しました。0&1歳児は、まず忍者の出で立ちで忍者に扮して会場入りを果たし、その後は劇遊び”忍者修行へ”を披露しました。こちらは日頃のリズム遊びを取り入れたもので、とても可愛いパフォーマンスとなっていましたね。はじめての発表会で緊張から落ち着かなかったのが嘘のように最後は”きらきら星”も元気に披露できたのは何よりでした。
 
次の2歳児ですが、こちらは”声に出して読みたい日本語”から十二支を暗唱するのを披露しました。日頃の積重ねから「ね、うし、とらっ~・・・」と上々の出来にこどもたちもそうですが、保護者の方からの拍手で満更でもない様子が微笑ましく感じられました。その後、春先から絵本や手遊びで馴染み深い”3匹のこぶた”の劇をはにかみながらもちゃんと台詞をいい、披露できたのは素晴らしいことでした。また、合奏”こぎつね”や合唱”きのこ”も練習の成果を存分に発揮できていたのは良かったですね。
 
~幼児の部~
2歳児の十二支に対し、3歳児はもう少し難解な”寿限無”の暗唱を披露しました。元気に一つひとつの名前をリズミカルに読み上げる、言葉遊びでしたが、すっかりフレーズが頭の中にインプットされた様子が披露できていました。こちらは春先から遊びで”にんじゃマン”活動を取り入れてきたので運動会でまず”修行の巻”に続き、今回は”にんじゃマン参上の巻”を披露することにしました。なお、劇中で使用した小道具は全てこどもたちの手づくりのものとなっています。
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人前で何か表現すること自体、緊張感を伴うので思うようにならないことが多いのですが、役になりきり台詞を言ったり、演じるのはなかなか難儀なことなのですが、劇中に登場する大好きな”なべなべそこぬけ”もあって元気に表現できていたのは良かったですね。タンバリンとカスタネットを使った合奏”やまのおんがくか”では小気味よく、メリハリのきいた演奏がなかなかでしたね。
 
最後に、4&5歳児は、”朝の会”で取組んでいる右脳開発のフラッシュカードの様子をご覧いただきました。いつもとは違う雰囲気に大なり小なりの緊張感から出来が気なるところでしたが、思うような形で披露できてホッと安堵の表情をしているのが微笑ましかったですね。4&5歳児合同の合奏”メリーさんのこつじ”では、鍵盤ハーモニカ担当の5歳児とタンブリンとカスタネット担当の4歳児が力を息の合った演奏を披露していました。特に、5歳児の鍵盤ハーモニカは秀逸な出来で感心させられました。
 
次に、お遊戯の演目として男子が”ソーラン節”を、女子が”アンダーザシー”をそれぞれ披露していきました。男子チームは、メリハリを利かし足腰を使った動きはなかなか慣れないので大変そうでしたが、日々練習を積み重ねる内に、徐々に動きもそれらしくなり本番を迎えれたのは何よりでした。一方、女子チームは夢のディズニー・アリエルになり切り、演じる練習を積み重ねてきたこともあり、当日は一層、溢れるアリエル感満載で演じ切れ、素晴らしい出来で良かったです。
 
最後の(お友だちがテーマの)劇”にじいろのさかな”はより強い絆で結ばれた4&5歳児たちにはぴったりの内容となっていました。劇中の衣装や小道具にはじまり、劇中の表現や演出もこどもたちが中心となって考え、試し、修正を加えた集大成がこの劇なので、一人ひとりの参加意識もそうですが、演じ方もかなり力のこもったものとなっていましたね。こんな自主性を重んじ、その体験を活かし、これからの活動にも十二分に繋がっていけるようにこれからもよく見守っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。当日は、お忙しい中 発表会に参加いただきまして誠にありがとうございます。


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