園便り

~芸◯人は歯が命、ってあったけど・・・~

2021年06月04日 いつかいち(本園)からの園便り

今年も折り返しの6月・水無月。先月は旧暦の皐月で(田植えの稲の苗)早苗の月、すなわち田植えの時期で、今月はその流れから一説には「田に水を引くために他に水がない」を表しているとか、(梅雨の時季だから)水無月の「無」が連体助詞で「の」なので「水の月」なのだ、といった説がいろいろ・・・いずれにしても、本格的な夏を前に恵みの雨を指しているのではないかなぁ~と思います。先日、畑に植えたお芋もきっと喜んでいることでしょう。ところで、皆んなの頑張りでコロナ感染拡大がひとまず下落傾向で、ワクチン接種のスピードアップで、この心理的な不安の解消と経済活動の再開をし、将来的に少しでも安心できるようにしたいものですね。そう、もうひと踏ん張りしていくようにしましょう!!
 
さて、今月4日は従来、語呂合わせで「ムシ(虫)歯の日」として虫歯予防デーと言われていましたが、現在は「歯と口の健康週間」と呼ばれ、歯だけでなくお口の健康にもクローズアップして注意していく週間と位置づけられています。歯について・・・口について・・・健康について・・・みんなでお勉強をしました。毎日の食事で「よく噛んで食べようね~」や食後の「歯磨きしようねぇ~」と普段の生活を各自が思い浮かべるようにし、何故そうなのかを考える機会を持ちました。

 
保育スタッフが「どうして歯磨きをしないといけないのかな?」とおもむろに尋ねると・・・こどもたちは「歯磨きしないと、歯がなくなっちゃう」、「虫歯になったら歯が黒くなるんだよぉ~」に「ご飯をよく噛んで食べないといけないから歯は大切なんだよぉ~」と歯の役目や重要性をこどもたちながらに認識しているのに改めて安心しました。そのことを深めるために絵本・「はははのはなし」を通じ、みんなでお勉強しました。絵本の内容に沿い、自分の歯の本数を一緒に数えたり、「お菓子いっぱい食べる。でも、ちゃんと歯磨きしないとダメなんよねぇ~!」というこどもたちの言葉に端的に表れていますが、歯を大切にしないと栄養が摂れず、身体の調子も悪くなってしまうということを再確認できたのは何よりでした。

 
次に、歯を大事にするための歯磨きの仕方をみんなで再確認することにしました。まず、保育スタッフが「力を入れて(ゴシゴシと)歯をと磨いた方がいいのかなぁ~?」と聞くと、みんなは「歯ブラシがぼさぼさになっちゃう・・・」、「口も痛くなっちゃう・・・」に「優しく磨いた方がいいよ!」と歯磨きの仕方を十二分に心得ているようで感心しました。
 

ただ、給食後のみんなの歯磨きはサッサと”カラスの行水”のように簡単に済ませがちなので、この機会に「前の歯も磨こうね~」や「奥の歯はどうやって磨く?」と歯を大事にする習慣づけができればと思います。このように、こどもたちと一緒に歯の大切さやそのための良い歯磨き習慣を再確認できたのは有意義なひとときだったと言えます。今週は、みんなの口の中の健康のために「よく噛んで食べる」や「良い歯磨き」の仕方を引き続き取り組むようにしていきたいと思います。お家でも是非、この機会に歯と口の健康についてお子さんと取り組むようにしてみて下さいね。

 
例年、この時期に園で取組んでいるのが食農活動としての野菜のお世話です。先日、ゆり組のみんなが”プランター班”と”お芋畑班”に分かれ、それぞれの苗植えに挑戦しました。まず、こちらは畑に着き、蔓植えをしているお芋畑班の様子。みんなは不慣れな保育スタッフを勝手知ったる畑までの道程を誘導していきました。みんなは畑に到着するや否や、お芋の蔓を植えることに心がはやるようでジッとしていられない様子でした。
 

今年のお芋の品種は、定番の鳴門金時ではなく、甘さが特徴の「安納芋」と「紅はるか」の2種類。お芋の蔓は通常の苗のように真っすぐ下ではなく真横に寝かせるように植えることを説明し、めいめいが土をかぶせていきました。ある子が作業中に「お芋は土の中でどうやってできるのかな?」と疑問を口にし、よ~くお芋の蔓を観察すると根が所々から伸びてきていて、そこにお芋がなるんだぁ~と理解できたようでした。みんなが「大きくなあれぇ~」と心を込めて植たお芋は今秋、果して「豊作?」はたまた「不作?」のどちらでしょうか?神様、みんなの思いがどうぞお芋に届き、秋には五穀豊穣となりますように!!

 

次に、プランター班は”(きゅうり、トマト、ナスに枝豆の4種の)夏野菜&(鑑賞用の)マリーゴールド”を園の入り口横のプランターに一人が1つを担当し、植えていきました。それぞれの苗がプランターに寝付くように中央部の土を掘り、それぞれの苗を入れ、優しく周りの土をかけていきました。こどもたちは苗を植えながら、「どんな色の実になるのかなぁ?」や「大きくなってくれるかな?」と不安と期待の入り混じった興味津々な心境のようでした。

 
野菜などの苗は、太陽をしっかり浴び、毎日の水やりと大地の恵みをしっかりと吸収し、すくすくと成長し、やがてはたわわな実をつけてくれることを願っています。そうこしていると、植物たちはみんなのお世話に感謝し、期待に応えるかのように黄色の花を咲かせたり、ちっちゃな実をつけるまでになっています。こどもたちと一緒で一日たりとも目が離せない成長ぶり、といってもいいかもしれませんね?
 

みんなは登降園時、身近なプランターが気になるようで挨拶がてらプランターに顔を覗かせているようです。そして、みんなには日々新たな発見があるようで「トマトの実がなってたよぉ~」や「(茄子)紫色の方も何かできてるよぉ~」など植物の成長を愛でる目と思いで見つめ、お世話する活動が今後暫く続くことでしょう。そして、その先にあるのが結実した実の収穫なので、その喜びも感じてもらい、実食といった流れが出来るといいですね。

 

苗植えは、ゆり組の年長児が代表して担当しましたが、その後の日々のお世話は他のクラスのみんなも興味と関心をもって取組んでいます。こちらは、(年中児の)ひまわり組が水やりでお世話をしてくれている様子です。この食農活動を全クラスで取組み、命の育みやその大切さを幼い心ながらも感じ取ってもらえるといいなぁ~と、これからも地道なお世話活動を続けていきたいなぁ~と思います。


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