園便り

~色とりどり夏野菜のいろいろ~

2021年06月09日 ふるいちからの園便り

先月初旬に例年より早く梅雨入りしたものの、そこから足踏み状態・・・まぁ、長期の梅雨は農作物の不出来等、日常生活に悪影響が出ることからそれはそれで良いのですが、その代わりが真夏日のオンパレードなのはご勘弁願いたいところです。ところで、春先の梅や桜に続き、身近では菖蒲、藤棚にツツジが初夏を彩る花々・・・ツツジに限って個人的見解を言えば見頃がちょっとずれ込み、梅雨の紫陽花と咲き競うような情景に少し違和感&不思議な気持ちを抱く今日この頃。気候変動から生態的に変化しているのでしょうか?今週末から梅雨が顔を覗かせ、雨粒滴る花々に癒される情景が広がりそうです。コロナが下落傾向ですが、熱中症等の季節的な注意を要する時季ですので引き続き、体調管理には気をつけていくようにしましょう!!
 
今回は、園で栽培する(きゅうり、ナス、トマト、ピーマンに枝豆)夏野菜の苗をプランターに植え、はじまろうとしている食農活動を前に夏野菜のお勉強を調理スタッフと共に学びました。こどもたちからは「へぇ~、そんなんだぁ~」と感嘆の声が上っていました。その後、何が入っているかは恐る恐る手を入れ、まさぐってみないと分からないブランインドボックスのドキドキ、ワクワクde盛り上がっていました。
 
ご覧のように、こどもたちは手にした野菜を見て、「ナスビの帽子のとこの、とげとげにきをつけんと!痛いよ!!」、「キュウリ、イボイボがたくさんじゃねぇ~」や「かぼちゃはゴツゴツして重い!」などそれぞれが感触などの気づきを確認し合う場が持てたのは良かったと思います。

 
ここから某テレビ番組の”仕事の流儀”ならぬ”(土壌づくりから苗植えまでの)の仕方”をみんなが話し合い、図解し、過程ごとにどのグループが担当するか、などを緻密(?)に計画していきました。こどもたちなりに水はけ、通気性、保水性や堆肥などのことも視野に入れた土壌づくりが進められたのは何よりでした。
 
その第一工程であり、本プロジェクトの肝である土壌づくりがスタートしました。こどもたちなりに考え、作成した工程表を頭に入れ、まずは年長児がブルーシート上にプランターの土をドサッとひっくり返しました。その後、待ってましたとばかりに年中児が加わり、(土と砂利)土壌の選別作業へと移っていきました。ここまでみんなの思惑通りで、手際の良さに惚れ惚れするばかりでした。
 
ブルーシート上に万遍なく敷き詰め、土壌全体が外気に触れるようにし、その後は土と砂利の選別をしました。その後、年少児がプランター底に軽石などを敷き、水はけや通気性を意識した(堆肥を加えた)土壌づくりをしていき、最後の土は年長児が小まめに動いてプランターに詰め、野菜各種の苗も一緒に植えていくことにしました。これから日々、みんなで水やり等の心のこもったお世話で野菜の成長を観ていくことになります。
 
一方、乳児たちは野菜を見て、触れて、匂い、感じるという五感ならぬ四感を研ぎ澄ます食育のひとときを過ごしました。まずは、野菜シルエット・クイズで「あっ、◯△✕っ~」と反応したりして楽しいひとときを過ごし、その後は水の入ったタライの中の野菜に直に触れながら、ゴシゴシと野菜洗いを楽しみました。
 
その後、2歳児は一風呂浴び、きれいに、しかもシャキとした小松菜としめじの下準備をすることにしました。小松菜の茎と葉を分けたり、石付きを取ったしめじをほぐしたりと本来、調理スタッフがやっていることを任され、不安ながらもやってみると「楽しいっ」が実感できたのようで何よりでした。
 
さて話は変わり、今月4日は「歯と口の健康週間」がスタートしますが、語呂合わせの虫歯をクローズアップし、こどもたちにも理解しやすいように”カバくんの歯磨きシアター”を鑑賞し、歯磨きの大切さと重要性を再確認しました。ご覧のように、善良で愛らしい表情のカバくん(の歯)に罪な事にバイキンマンがこれでもかとバイキンをつけていきます。そんな恐ろしい情景を前に何もできずに傍観してしまったこどもたち。
 
そこで、みんなで手分けしてカバくんの歯についたバイキンを退治しようと特製の歯ブラシでゴシゴシと歯磨きに精を出しました。そうこうすると、バイキンだらけの歯がみるみる内にピッカ、ピカになり、カバくんも元の笑顔に戻ってきて一安心。その後は、みんなも一人ひとりが愛用の歯ブラシで歯を大事にする歯磨き講義に耳を傾け、自分の歯を綺麗にしていました。これが良い習慣として根付くように今後も良く見守っていくようにします。
 
最後に、最近の3歳児の流行事情についてお伝えします。何がきっかけだったかは定かではありませんが、今こどもたちの密かなブームが”海賊”のよう。そこで、みんなで海賊の持ち物の中で一番興味を引く”双眼鏡”づくりに取組むことにしました。トイレットペーパーの芯に思い思いに色塗りなどの飾り付けをしていき、めいめいが最後は好きな色のセロファンテープをレンズ部分に取り付け、完成となります。そして、現実の世界が双眼鏡を通すと別世界に感じられる不思議感がこどもたちには好評のようです。室内はもちろんのこと、室外の至るところで「えっ~」や「へぇ~」と驚きと発見を繰り返し、楽しむこどもたちの生き生きとした様子は何とも頼もしいものを感じます。これからもみんなの自主性を大切し、こんな楽しい体験や経験が出来ることを心より願っています。


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