ここ最近、春なのか小冬なのか、揺れ動く天候に心も身体も惑わされ続けてきました。しかし、5月も半ばを過ぎるとさすがに天候も安定し、日差しは一段と”夏”の様相を濃くし、ジリジリと肌を焼く感じが出てきました。夏は梅雨の小休憩を挟み、もうすぐそこまで来ているのかもしれませんね…さて、以前独特の教育方針で耳目を集めた「横峯方式」、覚えていらっしゃる方も少なくないでしょう。例えば、低学年の小学生でもなかなかできないような逆立ち歩きや跳び箱飛びが取り上げられていました。当園では、そこまではいかないまでも就学前準備の一環で基礎的な身体能力の育みを目的とした体操教室を今春から開催することといたしました。長年、幼児教育に携わった、自らも子育て経験のある先生に担当して頂いております。時にはジョーク混じりで子どもたちを和ませ、時には厳しい指導も織り交ぜながらの小一時間。走ったり、飛んだり、ゴロゴロと寝転がったり、座って開脚したり、鉄棒にぶら下がったりと内容も選り取り見取り。こどもたちは先生の指示に従い、おもしろおかしく、一生懸命に取り組んでいました。おかげで、先生はもちろんですが、こどもたちの額にはじんわりと滲む汗がしたたり落ち、そんな様子から充実ぶりが実感できるひとときとなりました。これからの展開が楽しみな限りです!